陽だまりの庭


ある午後の日、私は庭にいた。
庭には色とりどりの花が咲いており、蝶達も飛んでいる。
私は庭の花に水をあげていたが、庭にある人物の姿を見て手を振る。

「おーい、ゲームウォッチさーん」

人物というか人物なのかはよくわかりませんがMr.ゲーム&ウォッチさんが庭で寝転がっていた。
私が声をかけると、ゲームウォッチさんは起き上がって手を振り返してくれた。

「何してるんですか?」

私が尋ねると、ゲームウォッチさんは手招きした。
ゲームウォッチさんが手招きしたところを見てみると見たことのない花が咲いていた。

「この花……見たことありませんね」

私が首を捻るとゲームウォッチさんもうんうんと頷いた。
話すことはできないがこうして頷いたり、手を招いて合図してくれたりする。
すると、ゲームウォッチさんは私の持っているじょうろを指で差した。
どうやら水をあげてほしいとのことだ。

「わかった。じゃあ水をあげるね」

そう言って花に水をあげるとゲームウォッチさんはぴょんぴょん跳ね始めた。
どうやら嬉しいとのことだ。
私はゲームウォッチさんを呼んで、館へ戻るのだった。


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