ハッピーハロウィン!


「ななしさん!」
「わあ、みんなどうしたの?」
「今日はハロウィンなんで僕たち子供たちで仮装してるんです」
「あー、今日はハロウィンか。ということは」
「はい、トリックオアトリートです!」
「お菓子をくれなきゃいたずらするぞ!」
「どれどれ、お菓子はあったかな……」
「ななしさん」
「なんだい、ネス君」
「せっかくだしななしさんも仮装とかしないんですか?」
「子供たちの中に1人大きい人がいたら浮いちゃわない?」
「大丈夫ですよ! ななしさんは若いですし」
「それはそれでなんか傷つきますよ、トゥーン君」
「ななしさんなら大丈夫ですよ。みんなお菓子くれると思いますし」
「……わかった。じゃあ私もやろうかな」
「本当!」
「思い切って言ってみてよかった!」
「あ、でも私本格的なコスプレはしないから魔法使いの帽子被るぐらいだからね」
「僕、ななしさんと一緒にハロウィン回れてうれしいです」
「ふふ、ありがとう。リュカ君」
「そういえばお菓子、まだかな?」
「ナナ、あんまりせかさないであげて」
「はい、お菓子。飴しかないけどどうぞ」
「わーい」
「ありがとう!」
「じゃあ、みんなを驚かせに行こうか」
「はーい!」


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