#リプでもらったCPについて自分の趣味全開の考察と展望を述べる【官兵衛×宗麟編】
2013/09/26 20:42

2013年09月2日(月)にTwitterに投稿した内容のまとめ


 宗麟様は、ザビー教信者を「ファミリー」とか「兄弟」と表現する。ザビー様がいるから寂しくない、という台詞を結構マジなトーンで口にするあたり、宗麟様はザビー様に父親の影を見ていて、寂しさゆえに布教を通して家族を求めているのだと思う。
 史実の宗麟様が、お家騒動とかで父親に恵まれなかったイメージなので宴が出る前からわりと自分の中では、宗麟=父性愛に飢えた少年がデフォ。宗麟はザビー様と同じようにちょっと年いってるガタイのいい人を選んで幹部にしてるので確実にファザコンだと思うのね。
 私自身が母子家庭で育って結構なファザコンになったのでそれはよくわかる。一番父親に近い存在になりうる宗茂が、小十郎に「手前があなたのようであれば」って言っていたように、宗茂が宗麟様の父や兄のような存在になれていたらザビー教にハマることはなかったと思う。
 奥州主従との対比は興味深いのだが、それは本筋と関係ないのでまたの機会に。閑話休題、宗麟様にとって官兵衛さんは、一回入信して家族になったのに、ちゃんと家族ごっこに付き合ってくれない歯がゆい相手。
 でもだからこそ、宗麟様を「都合の悪い現実」と向き合わせてくれる大人になれるのではないか。
 そして、無償の愛で尽くしてくれる宗茂と、若者に道を示し諭してくれる鬼島津と、外の世界の現実を見せてくれる官兵衛さん――三人一緒なら、宗麟様の本当の父親役になれるんじゃないかなって思っている。いい話じゃないか。
 疑似家族止まりで恋愛に発展しなくても十分かな、と思ったりもするが、恋を通してもう一段階成長する宗麟様が見たいのと、官兵衛さんにとっては打算から始まった関係が本気の恋愛に発展していくっていうのは、ちゃんと過程を段階踏んで描ければ結構ドラマとして面白い。




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