『美坂家の秘め事』73

「マジで俺変態になったかもっ…くっ…」

「変態っ…んっ…でしょっ…あぁっ」

「でも…それなら栞も変態だろ?ほら…言ってみ…お兄ちゃん気持ちいいってさ!!」

 拓弥は栞の腰を抱えて激しく打ち付ける。

 肌と肌がぶつかる度にパンッパンッと乾いた音を立て栞の溢れた愛液が飛び散る。

 グシュグシュッと音を立てて突き上げられて栞の蜜壷からはとめどくなく蜜が溢れて太ももを伝う。

「あ、あぁっ…お兄ちゃんっ…き、気持ちいいよぉ…」

「ウゥッ…」

 締め付けられて拓弥は思わず顔をしかめる。

 激しい締め付けに耐えながらカリ部分まで引き抜いた。
 
 やらしく光る自身を見て思わず舌なめずりすると今度は叩き付けるように中へ突き入れた。

「アァッッッ!!」

 激しい突き上げに栞が体を反らせる。

「ほら…お兄ちゃんって言うだけで締め付けて…お前だって変態って事だよな…」


「だって…だってぇ…ん」

 頭を横に振りながら否定する。

 拓弥からはそれが腰を振って誘っているようにしか見えない。

「えっ…嘘ぉっ…」

 体の中を押し広げるように更に大きくなったのを感じて栞が悲鳴に近い声を上げた。

 拓弥は得意気に腰を振りながら栞の両胸を掴んだ。

 両手で胸を揉みながら栞の上体を起こした。

「栞…っ…こっち向いて」

 荒い息をする栞が振り向くと拓弥はすぐに唇を奪った。


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