『-one-』

夏祭り P1


「はぁっ……ほら…いきなよ…」

さっきからずっと突かれっぱなしだった。

「もぅ…ダメ…ダメッ…」

「ダメじゃないでしょ。イクって言わなきゃ…」

「んー…っ…あぁっ…」

「言えないの?じゃあ言わせてあげるっ!」

 ズゥンッ−

 一番奥まで突かれたと思ったらすごい速さで動かされる。

「あぁっ…いぃ…いくっ…いっちゃう!」

「…っ!…やべっ…あっ…クゥッ!」

 体の中で陸が体を震わせた瞬間私も絶頂を感じた。


「ごめん、いけた?焦らしすぎたら俺が我慢出来なかった」

 まったりベッドの中で陸がすまなさそうに言う。

「陸がいった時に私も…」

 なんか真顔で言われると妙に照れる…。

「そうだ来週イベントあるからおいでよ」

「イベント?」

 運動した後はお腹が空くと言う事でご飯を食べている最中に陸が思い出したように言った。

「そそっ、ONE恒例の夏祭りイベント!」

「夏祭り?たこ焼きでも焼くの?」

「…微妙に違うし。」

 夏祭りったらたこ焼きでしょ…それともカキ氷?

「ホスト全員浴衣着るの!」

「ほぇ〜浴衣?」

 陸が浴衣?想像出来ないよねぇ。

「そんで〜女の子ももちろん浴衣でご来店!」

 …なんか嫌な予感がする。

 陸は目の前でもう少女漫画みたいな目になってるし。

「嫌…」

「とは言わせません!」


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