『拍手小説』
1

 街角で攻メンズに聞きました。

『恋人がソファでうたた寝をしています。頬をつついて見たけれど起きる気配はありません。
 あなたなら次の三つの中からどれを選びますか?』

A.その場で襲う
B.ベッドまで運んで襲う
C.その場で軽く拘束して襲う

(Rさん)
「なにこれ、襲うしか選択肢にねぇじゃん!
 俺、そんなに鬼畜じゃねぇって。
 あーでもとりあえずAでしょ。
 理由?
 そんなの決まってるじゃん、ベッドに運んでる途中に起きたら困るし、拘束して後ですげぇ怒られても困るから。
 その場でその気にさせて一回してからベッドへGO!!」

(匿名希望さん)
「Cだな。
 寝たらちょっとやそっとじゃ起きないから、軽く縛るくらいなんの問題もないだろう。
 なに?
 縛ることに問題のはないのか、だと?
 別に問題ないだろう。
 選択肢にも「軽く拘束」と書かれている、あくまで動きを封じるためだ」

(Yさん)
「ぶっちゃけ、襲えるならどれでもいいけど……。
 いきなり拘束とかはヤバいでしょ。
 だからここはやっぱりBかな。
 そりゃ……慣れてきたらAとかでもありだけど……つか実家じゃそんなこと出来るわけないし……。
 そんなこといったらどれも無理だけど。
 とりあえず、少しでも早くその選択肢を選びたいよ」

(Tさん)
「難しいね。
 やってみたいのはCだけど、起きたらすごく怒りそうだしね。
 ここは無難Bかな。
 ぐっすり寝ているなら絶対に起きることないし、寝ている間に裸にして目が覚めたら驚く顔が見てみたいな」

(Gさん)
「この三つの中から選べって?
 どれも選びたくねぇなぁ……でもまぁ、寝てたら風邪引かないようにベッドに連れて行くし、そうなるとBだろうな!
 寝込み襲うほどもう若くないしなー。
 若いころならがっついてたかもしんねぇけど、それに……今は寝込み襲わなくても誘えば応えてくれるから問題ねぇな!」


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