『拍手小説』
2
街角で攻メンズに聞きました。
『恋人とデート中。あなたが離れた隙に恋人が声を掛けられています。どうやら道を聞かれただけのようなのでそのまま見守ることにしました。
恋人が笑顔でとても丁寧に道を教えているせいか、相手が恋人に興味を持ってしまったようです。
あなたなら次の三つの中からどれを選びますか?』
A.すぐに出て行ってさりげなく相手を威嚇、その後は恋人に注意を促す。
B.すぐに出て行ってさりげなく相手を威嚇、とりあえずデート続行で後でお仕置き
C.すぐに出て行ってさりげなく相手を威嚇、そのままお仕置きへ突入
(Rさん)
「もちろんA。
というかもっと早く出ていくと思うけどね。
麻衣ってば人が良いからさー相手が下心とかあっても絶対まともに相手しちゃうんだよねー
ってやべ……名前出しちゃった」
(匿名希望さん)
「C」
(Yさん)
「Aだな。
あいつに道を聞くなんてナンパ目的としか思えないからなー。
そこそこ可愛いってこと、もう少し自覚してほしいよ、ほんと」
(Tさん)
「Bだね。
頼られるってことに弱いから道聞かれても頼まれてもないのに案内までしそうで心配。
だからいつまでたっても目が離せないよ。
もちろんこれからも目を離すつもりなんてないけどね」
(Gさん)
「んーどれもないけどAかな。
だいたい……方向音痴なのに道案内とか出来ないし、知らない人に話しかけられた時点で困って俺を探すだろうなー。
俺を見つけた時にホッとする顔がすごく可愛いんだ」
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