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「…すっかり遅くなってしまったな
俺のパーツの買い物にまで付き合ってもらって小波には、迷惑だったんじゃないか?」

「いや、面白かったぜD・ホイールのパーツ見んの。せめてあの時一緒にホテルに入ってくれてたr…」
「そうか?楽しんでくれたのなら…よかった」


「最後まで言わせてくれよ…」

あれから色々遊星の行きたい所とか俺の行きたい所とか(大体が却下されたが)回ってすっかり空が紺に染められていた


「ゆ、許してくれ!俺たちが悪かった!も、もう勝負はついてるじゃないか…何でそこまでするんだよ!!」

「この声は!?」

「もしかしたら阿部さんに掘られてるのかもな」

「小波は少し黙ってくれ」


……酷くね?



「うわぁああああ」


「ほらn「…あっちだ!」…うん…大体わかってた」

全速力で声のする方へ行ってしまった遊星の後を追っていった






「そこで何をしている!?」

やっと追いついた俺は遊星の前に立っている二人組に違和感を感じながら遊星の隣に着いた

「……」
「お前たちは、まさか…うっ…腕の赤き竜の痣が、光っている!?お前たちが…ゴーストなのか!?

こいつらがゴーストか…本当に生気が無いような相手の顔を睨み付けるように見る


「(小波が静かだ…)なぜこんな真似をする!?デュエルは人を傷つける道具じゃない、答えろ、ゴースト!!」

「………」

「相変わらず黙りかよ…」

「デュエルを汚すお前たちを俺は決して許しはしない!」

『新タナ標的ヲ発見』
『タッグデュエルヲ、開始スル』

いきなり口を開いたかと思えばデュエルか…ホントにどうなってんだこの世界は…

「タッグデュエル…くっ、やるしかないのか、すまない小波お前を巻き込んでしまった」

しおらしく謝ってきた遊星の腰に手を回しこっちに寄せる

「大丈夫だ、問題ない。俺らのイチャイチャっぷりを相手に見せつけてやろうぜハァハァ」

「いや、イチャイチャっぷりは遠慮……!?俺と組んで戦ってくれるのか?いいのか、本当に…?」

「何度も言わせんなよ(人生の)パートナーに遠慮は要らないぜ」


「ありがとう、小波お前は、俺が必ず守る!行くぞ、ゴースト!」



お前はどこの戦うヒロインだよ








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