ルチ編3
※見てて(色んな意味で)痛々しい表現があります。ご注意を
ルチアーノとタッグを組んだ日その日は良い天気に恵まれ、とても気持ちのいい日だった。
暖かい日光で照らされたルチアーノの病的なまでの白い肌。
コレが俺の衝動的、本能的欲望が首をもたげていた
「なんだよ、僕になんか言いたいの、小波?」
俺を見つめるエメラルドのような鮮やかな緑の瞳が、桃の唇が抑えていた喰らいたいという欲求が溢れだした
「ち、ちょっと小波!」
手首を掴んでずかずか歩き出した俺に引っ張られ、いきなりのことに驚いたルチアーノの顔にまたそそられる。
どこか、俺とルチアーノとの間に邪魔が入らない、安全な場所…サテライトの、人が寄り付かない静かな場所。
ルチアーノを俺の手で壁へと縫い付け、邪魔な白いフードを投げ捨てた
「何すんだよ!さっきから黙ってて気持ち悪いよ!!」
いつも喋ってばかりの俺が黙ってて多少なりとも恐いらしい
ルチアーノのその姿を見ただけで、ぞくぞくする
「ルチアーノは痛いの、感じないんだろ」
「う、うん…」
「そう。」
それを聞いて嬉しくなって、目を細めほくそ笑む。
ゆっくり、ゆっくり、ルチアーノの首筋に顔を近づけ口を開く
「…っ」
がり、と噛みつくとルチアーノが息を飲んだのが聞こえ胸が充たされるのを感じた。噛まれる感覚はあるみたい
がふがぶと、首筋から上は頬、下は腰まで。ホントのところは足を噛みたかった。が自重しておいた
噛む度、独占欲が充たされる。心地いい
「ぅあ…小波いきなりなんなのさ…!さっきから噛みついて」
「愛情表現、だよ」
さっきまで噛みついていた首筋に、ちゅっと軽いリップ音で赤い跡が、俺の所有物の証が付く
「噛みついた跡も、さっき付けたキスマークも、ルチアーノが俺のって証。消えそうになったらまたつけさせてね」
いつもと違う笑みを浮かべルチアーノの耳元で囁く
俺が噛みついていたルチアーノの白い肌の数ヶ所に紅い液体が滴っていた
―――――
好きな子って虐めたくなりますよね!
突如書きたくなったので、gdgd…
小波君は少しでもルチアーノの肌が曝されているのが嫌だったんです。
珍しく、気持ち悪い押せ押せ系変態の小波君でした。
ご観覧ありがとうございます。
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