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今日は、久しぶりに家の掃除をしようと思えた奇跡的な日だ。

さて、台所の掃除でもするか…な…


う、うわ〜人の手のひら程もある黒光りするGが5匹が所せましと走り回っていた。



「…目覚めろ」

「…Gジェットは、いま…無いよ……あ、DDクロウ……」



「目覚めるがいい!小波。」

「…おはよ……」

「ようやく、貴様が役に立つ日が来たぞ。その力、我らイリアステルのために捧げるがいい」

「は、何て?」

むしろ、誰?

「…フン、まだ目覚めきっていないようだな。オレが役目を与えてやると言っているんだ、とっとと起きろ!」

す…と、手を振りかざして
パァァン!!

「うぶぅ!な、何すんだよ、あんた!!誰だよ!!」

キッツいビンタが風を切る音を出し、俺の頬に衝突事故をした。

「誰だだと?…ふざけるな、頭がショートでもしているのか?
イリアステルが三皇帝の一人、このプラシドを見忘れたとは言わせんぞ!」

「プラシド…」

「そうだ、イリアステルは太古より続く歴史の管理者、愚かな人間どもを正しい進化の道に導く、神の組織だ。光栄に思うがいい、貴様を尖兵として使ってやろうと言うんだからな」


「は、あ…でもなんで俺…」

「早速やってもらう事がある。グダグダ言わず、黙ってオレについて来い」


いや…マジで見覚え無いよこのお兄さん……



……でも、何か突っ掛かるものがある。何だろ





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