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▼僕の幼馴染みはえろい。

 僕の幼馴染みはえろい。
 どの位えろいのかと言うと、まず体つきがえろい。出る所は出て引っ込むべき場所はしっかり引っ込んでいるが細すぎず、寧ろ肉感的で僕は特に腰回りにエロスを感じることが多い。
 表情もえろく、常に慈愛に溢れている垂れ目は涙袋がえろさを助長しており、唇はふっくらと厚めでだらしなく半開きなことが多い。全体的に整ってはいるがどこかちょっと抜けてそうなところがえろい。まぁ実際ちょっと抜けてるんだけど。
 笑顔が可愛らしいのは勿論、喜んでいる表情、怒った表情、悲しんでいる表情、楽しそうな表情、それら全てが魅力的であり、愛らしく、時としてエロスを感じさせられる。

 小学校高学年で既にえろく、中学の時はクラスの男子の大半が彼女をオカズにしていたし、レイプされかけたことも何度かあった。
 小さい頃から常に僕が名前の貞操を守ってきていたし、名前の処女も当然僕が貰った。勿論僕の童貞も名前に捧げた。

 何よりも名前がえろいたらしめるのはそのスイッチのオンオフにある。
 そのスイッチを入れるのは専ら僕なのだが、稀に名前自らそのスイッチを入れて僕に強請る時もある。

 耳を撫でながらもう片方の耳にキスをする。耳の中に指を入れたり耳朶を優しく揉みながら、ちゅ、ちゅとわざと音を立てて口付けてやれば名前はもじもじと膝を磨り合わせ始めた。

「学校なのにえっちな気分になった?」
「……寧人のせいだよ」

 耳元で囁いてやればほんのりと色づいていた頬を更に赤くする。
 困ったように眉尻を下げる姿は嗜虐心を煽られているようでぞくぞくする。



 確かに僕のせいだ、そうなるようの仕込んだのだから。
 行為の最中に必ず耳を触ったりキスをしていた甲斐あって行為中でなくともそれをするだけで名前が欲情するようになった。
 これが俗に言う“スイッチ”だ。


 もうこの行為も何年目になるのか覚えていないが今もこうして僕の陰茎を口に含んでいる時も、下の口から愛液を滴らせていると思うと興奮する。

「んっ、ふぅ……」

 僕の陰茎に頬を寄せてうっそりと微笑む姿は何ともえろくて、それだけでも達してしまいそうになる。

「寧人のおちんちん、ぱんぱんに腫れて苦しそう」

 そんな煽り文句どこで覚えてきたんだ! 



 一度出しても萎えることを知らないのは若狭ってことにしておこう。

「寧人……もう我慢できないよぉ」
「ぬるぬるだ……僕のを舐めただけでこんなに濡らしたんだ……」

 確かめるように割れ目をなぞればそこは既に愛液を滴らせており、 ぬかるみが僕の指をすんなりと受け入れる。
 待ちわびていた快楽に名前の体が打ち震えた。



 まぁその、何を伝えたかったのかというと。
 つまり、僕の幼馴染みはえろい。


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