▼西洋ツツジと呼ばないで06 ・プロット 世界設定としてはパラレルワールド。故に元となるアザレアの世界線もちゃんと存在している。 それぞれ吹雪兄弟が中二、名前が中三になるまでは幸せな家庭で育つが、ある日ちょっとずつ違和感を感じるようになる。 その違和感は不思議な夢(アザレア世界線で起こった出来事)であったり、知らないはずの単語やセリフが口を突いて出てしまったり。 そんな中名前の修学旅行先が北海道に決定する。 お互い何も知らないし気づかないまま名前の修学旅行で初めて出会い、本能的に“この人と離れたら絶対に後悔する”と感じた士郎がナンパ紛いに彼女の案内役を買って出る。 (その時名前が偶然助けた老夫婦はアザレア世界線で名前を引き取った人たち。孫云々のセリフが伏線) 修学旅行が終わってから名前と士郎の違和感はどんどん大きくなり、ついには夢にお互いが出てくるようになる。 修学旅行編の数週間後、白恋中サッカー部が雷門中サッカー部と練習試合をすることとなり吹雪兄弟が上京。 その時ちょうど名前がエイリア学園サッカー部の3トップと玲奈と敵情視察に来ていて、吹雪兄弟と再会。連絡先を交換し、吹雪兄弟は北海道へ帰る。 遠距離でのやり取りが始まり、どんどんお互いに惹かれていく二人。 ある日、名前がいつも以上にリアルすぎる夢を見て気づく。これは別の世界線の自分なのだと。 時刻を同じくして士郎も気付く。もう一つの世界では僕は一人ぼっちだったのだと。 でもその世界線では名前がずっと傍にいてくれたことも知り、微かに芽生えた恋心が確かなものとなる。 そんで何やかんやあって二人は結ばれる。 (告白するために士郎が一人で上京し、仲睦まじくカフェにいる涼野と名前と見かけ、この世界の自分は彼女にとって必要のない存在だと勘違いする。真実は涼野に恋愛相談してただけ。というすれ違いも欲しい) 最終話では、士郎は名前と同じ高校を目指して勉強中、とかだったら良いな。 (もしくはアザレア世界線に気付いたのがアツヤとヒロトだけ。という展開も面白いとか思ったり。) モチベーションが保てなかったのであえなく打ち切り。 続きを書くならアツヤと吉良ヒロトが生存確定のアレスの天秤沿いで書きたいです。 |