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▼ハガレン→進撃12

「名前・名字はハンジ・ゾエ分隊長の部隊に配属となる。ゾエ分隊長直々の招請だが、断るなら今のうちだぞ」
「断るなんてとんでもない、光栄の至りです」

 この世界を知るにはこの世界を研究している人の下で働くのが一番である。それにおいてはハンジ・ゾエの部隊に配属されるのは僥倖であった。


 卒業の日、一人ずつキース教官から言葉を貰っていく。次は私の番だ。

「名前・名字」
「はい」
「入団式の日、お前の眼は他の者とは違っていた。全てを悟り覚悟した兵士の眼だった」
「お褒めに預かり光栄です」

 そりゃあ当然、私は全てを経験した立派な軍人なのだ。立派な、なんて言葉は使いたくなかったが軍人としてあの上司の下で働けたことは私の誇りだ。
 それと同時にまだ軍人としての眼を、覚悟を忘れていなかったことに安心した。


「分隊長」
「堅苦しいのは苦手だから、ハンジでいいよ」
「では、ハンジさん」
「何?」
「自分の隊に引き入れたのだから最後まで責任を持って下さいね。私、この隊から出て行きたくないですから」
「……いいね、その眼。気に入ったよ。絶対逃がしたくなくなっちゃった」



 ってな具合で軍人夢主が進撃の世界を見て回る原作沿いにしたかったけど途中で飽きた。笑


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