REGAL GAME | ナノ


▼ あとがき

赤司くんマジ帝王!!抱いて!ヒロインを!

…はい、という事で、REGAL GAMEを最後までご覧いただき、また、あとがきにまで目を通していただき、本当にありがとうございます。
ここからは、この話を作るに至った経緯や、補足という名の言い訳をしていきたいと思いますので、興味のある方はお付き合いいただければと思います。(ネタバレ含みます。)


私がこの話を作ろうと思ったきっかけは、ある日突然「生首抱えて逃げ回るヒロインって面白くね?」と考えた事でした。誰かに追われているところを赤司君に助けてもらって、彼の知恵を借りて隠し通すなんてスリリングで萌える!そう思ったのが全ての元凶です。

実際は、生首を持ち歩くヒロインなんてグロ過ぎるのでマネキンにして、追われている理由もゲームだからって事にして、そうやって話を作っていきました。もちろんLIAR GAMEは私の愛読書です。クソパクリ…いやオマージュしました。

ハンニンやらキョウハンやら、すべての構想を練った後で、やはり何か読者をあっと驚かせるどんでん返しが欲しいな…と思い、最初は赤司を黒幕にでもしようかな、と思いました。しかしちっぽけな私の頭では面白い話など思い付きもせず。どうしたものかと思ったところで、「赤司をハンニンにする」というアイディアが突如降臨したのです。

思い付いた途端、どうでしょう。キョウハンの性質ととても相性が良いではありませんか…!そう、これはまさに偶然の産物でした。多分二度と書けないよね。なのでゲームは続きません。

みなさん、ちゃんと赤司の作戦にハマってくれたでしょうか。バレバレだったよという方、力不足ですいません。小説なんてちゃんと書いたのは5年ぶりくらいだったのでry(ここから言い訳

氷菓のサントラをヘビロテしながら執筆し続ける事2〜3週間くらい。私のテンションはアニバス最終回により頂点に達していました。「ふぅ!赤司様かっこいい!そこで『頭が高い』オナシャス!ふぅ!あざーす!」とか独り言を言いながらタイピングしていました。放っておいてください。

お気に入りのシーンは赤司がボコボコにされるところです。最も書いていて楽しかった。後斉藤の離婚シーン。

この物語は赤司が2年生の時を想定して書いていますが、結構その辺りはふわふわです。別次元の帝光中だと思っていただけると大変ありがたいです。
赤司は基本俺司だけど、時々僕司も混じるイメージです。赤司が嘘をついているところや威圧感を出しているところは僕司にしてあると思いますがそこら辺もふわふわです。心意気で読んでください。

それから、学校の設定について。帝光中のモデルになった学校を調べたところ、屋外プールはちゃんとありました。無かったらどこに隠そうか迷ったよね。マジで埋めようかと。それから、私は学校関係をちょこっとかじるようなお仕事をしているので、学校の鍵事情や自家用車通勤について、残業について等、なるべくリアルに再現するよう心がけました。学校によって全然あり方は違うと思いますが、一応そこはノンフィクションに近く作ってあります。

タイトルのREGAL GAMEというのは、言わずもがなキセキのキャラソンから拝借しました。タイトルを見たとき、REGALってどういう意味だろうと思ってグーグル先生に聞いたら萌え上がり、勢いのまま命名。こだまさおりさん、貴女はやはり天才か。
ゲーム全体を指した言葉が『REGAL GAME』。今回のゲームはREGAL GAMEの中の一つ、『ハンニン探しゲーム』。企画者(組織)が『X』です。分かりにくいよね。タイトル以外で出て来ないもんね、REGAL GAME。多分このゲームが進んでいって最終的に勝利した人物が帝王に相応しい人物なんじゃないでしょうか(適当)


さて、言いたい事も言えたのでそろそろ締めたいと思います。矛盾している、説明が理解できない等至らない点はいくつもあると思いますが、皆様の夢小説フィルターもしくは赤司様カッケーフィルターならスルーする事など容易いと思いますので、是非是非赤司様のかっこいい部分だけ堪能して帰っていただければと思います。

最後に、ここまで読んでいただき本当に、本当にありがとうございました。感想などありましたらお気軽に拍手やメールからお願いします。

それではみなさんご一緒に〜?



\ボクサカオヤコロー!/




2015/7/26 桜桃



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