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独特感覚



「悪かったなぁこんな変鉄もない髪色でよぉ!」
「まぁまぁ落ち着きなよリグ」

両手を胸の前に出してリグゼートを宥めるように正面に彼は回る。
それでも彼女の怒りは止まらない。


「落ちつけだぁ?オレは落ち着いてるに決まってんだろ!至って冷・静・だ!」
「そんな怒鳴ってても説得力ないよリグ。それに他の人があんなこと言うけど大丈夫さ!」

急に両手を力強く握り目を輝かせ出す。


「ボクはリグの髪色はすっごくキレイだと思う。
まるで・・・ナマコみたいな黒色で!」






力説したその頬を、リグゼートは前降りもなく思い切り殴り飛ばした。


「ったぁ!何すんのさ!?」
「うっせぇ!誰がナマコ色の髪の毛だ!
あとナマコが皆黒色だと思うなよドアホッ!!」

「え?嬉しくない?ナマコみたいなキレイな黒色」


「てめぇの変な主観を押し付けんな」の意を込めて、もう一度リグゼートは彼の頬を殴り飛ばした。


+++
いきなり降臨ネタ。
リットのお相手君はイメージ出来てるのにまだ名無し君です。(←これ書いた後に名前がウィントに決まりました)
彼からすればリットの瞳の色は「カマキリみたいな緑」です。変な子です。

因みにナマコ君にちゃんと別色があるかググりました。
むしろ茶色の方が多い感じでした。キモかったとです。



いらないオマケ


ウ「リグの髪の毛綺麗なナマコ色〜」
リ「ぶち殺してぇ(怒)」

+数年後+



ナ「リットちゃんの髪は黒曜の黒真珠だよ〜」
リ『うぜぇ・・・』


どっちもどっち。

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