兄側C会話文

・会話文
・兄側Cが質問に答えたり喋ってるだけ
・術、力や抱えている問題、真名の影響はないご都合空間
・普通にカタカナ、横文字言葉使ってます
・初対面同士もいますが本編とは関係ありません
・お相手様や恋人設定はありません
・お互い仲は悪いです。
・随時質問あれば増えます。

・面識あり
與市⇔キリサ
赤羽⇔與市、キリサ、由摩、実翠
(與市、キリサは二灯の方とも面識あり)










蔓良「…………、っていうわけで質問に答えたり座談してください、そうしたらここから出られます、だって。」
與市(無言で扉を蹴る)
キリサ「荒っぽい奴は嫌われるぞ烏。いいじゃないか、仲の悪い者同士腹の探り合いをしよう。」
與市「黙れ、暇じゃねぇんだよ俺は。」
一灯「烏って皆こんななわけ?よく彼奴こんなのと喧嘩しに行けるな。」
赤羽「まあまあ!言い争っとったら一生此処から出られへんて。記憶は此処の空間だけっぽいし、適当に緩く話して帰ろうや、な??」
蔓良「話すのは良いけどさ。ぼく的には退魔師と人間っぽいのが紛れてるのがすっごく気になるんだけど。」
由摩「……ん?私か。気にするな、術も使えんようだし、妖だらけの場所でどうこうする程愚かではない。」
與市「……その言葉が本当だと良いけどな。それで、そっちの女は?」
実翠「私はお前らが落ち着くのを待っていただけだぞ。」
一灯「そっちのお姉さんは妖って分かるって。もう一人は?」
左里「あっあたしは妖じゃない、けど……人間、でもなくて……。」
與市「何だ、外れ者か。」
左里「あたしだって好きでなったわけじゃないわよ!」
由摩「こちらでは灰色と現される者達だな。まぁこの空間でどうこうしようということはないだろう。」
赤羽「えーと、とりあえず話をさっさと進める感じでもええかな?……ほな反対意見はなさそうやし、まずは自己紹介。そこの猫くんから。」
蔓良「え、ぼくから?……じゃあ、真名は蔓良(かずら)、種族は猫又。誕生日は3/31でーす。」
キリサ「あっはは、吹っ切れたように全部言うじゃないか。僕はキリサ、キリって呼んでよ。種族は犬神。誕生日は4/5。」
実翠「君は不思議な名前をしているんだな。」
キリサ「だって偽名だからな。おっと、名乗りたくないわけじゃないよ、真名は分からなくなっちゃって。」
一灯「犬ってわっかんないな……。オレは狐、真名は一灯(かずひ)。誕生日は……うーん不明。一応7/22ってことで。」
キリサ「そう言う君こそ分からないことがあるじゃないか。」
一灯「真名よりはマシだよ。」
実翠「私は水蛇(蛟)の実翠(みすい)だ。誕生日は2/1。」
左里「左里(あざり)、人間と覚りの半妖……でも力はそんなに使えないから皆とはちょっと違うかも……。ええと、誕生日は7/4よ。」
由摩「由摩(ゆま)、お前達が分かっている通り相対する退魔師だ。だが特に使役している妖はいない。生まれは6/22だな。」
左里「ほんとに使役するしないとかってあるんだ……。」
一灯「自分の力で戦えないってことじゃない?俺は大嫌い。」
由摩「ふむ……そもそも退魔師、妖でお互いを好いている方が稀有なのではないか?」
一灯「そうだけど、そうじゃないんだよ。ああもうオレ、君のこと嫌い。」
赤羽「退魔師さんもそれぞれやからなぁ……。あ、おれは鬼の赤羽(あか)。商売人やらせてもらっとるからここの何人かは顔見知りやね。誕生日は11/11、何処かで見たら声掛けてなー。」
蔓良「此処の空間の記憶は残らないから自己紹介しているんでしょ……。さっき自分でも言ってたじゃん。」
赤羽「せやったっけ?まぁええやん。ええと、最後は……。」
與市「…………烏天狗の與市。2/26。」
赤羽「簡素やけど烏さんやししゃあないか。なら色々質問読み上げてくから皆答えてな。」


・片割れの好きな所、嫌いな所
赤羽「最初やし軽いジャブくらいで……この辺からでええやろ。というか初対面の人は知らんかったけど皆双子かその辺なんやね。」
蔓良「そうなんだ?結構妖にもいるものなんだね。」
一灯「双子ってそんなに普通に育つもの?不吉って言われない?」
由摩「悪いものと言われていたのは大分前の話だと聞くが。それとも狐の里はまだそんな時代遅れか?」
一灯「うるっさいな、そうだよ!」
赤羽「あーだからおれら狐の所で商売出来んないんやな……どんだけどこの集落で頼んでも『双子は不吉の象徴!踏み入ることは許さぬ!』とか怒られてしまうんよ。一灯ちゃん何とか出来たら教えてな、すぐに商売しに行くから。」
一灯「ええ、オレ集落にあまりいないから期待しないで。」
左里「だから此処の話は出たら消えちゃうんだってば。」
キリサ「おーい話進まないから回答に移らないか?ほら、さっきも自己紹介最後だし、もったいぶってないで喋れば?烏天狗。」
與市「いちいち癇に障るな……。片割れの話だろ、簡単じゃねぇか。嫌いな所なし、好きな所全部。以上。」
蔓良「軽いジャブどころか一気にストレートが決まるくらいのもの出てきたけど?何、集落構えてる種族ってそんな感じなの、こわーい。」
キリサ「あっはっは、冗談。一緒にしないで。」
一灯「そもそも自分とほぼ同じ顔でしょ?ナルシスト?」
與市「ふざけんな。彼奴の可愛さをお前らは知らねぇだろ。」
実翠「まぁ皆、君の片割れには会ったことがないだろうからな。赤羽殿も知らないのだろう?」
赤羽「確かに烏天狗の里には行ってても次期……あー與市、サンのトコの片割れさんには会うたことないけど。でも、うん、いつも片割れさんのことになるとこうやで。ちなみにおれの答えやけど、好きな所も嫌いな所も意識したことないんよね……あ、好きな所はおれが苦手な書類作業やってくれる所で、嫌いな所はおれの扱い雑な所。」
左里「それって好きな所っていうのかしら。」
実翠「以前から思っていたがもう少し弟殿の負担のことを考えた方がいいと思うぞ、赤羽殿。」
赤羽「え、おれが悪いん……?」
キリサ「意外とお姉さんバシバシ言うな。そんな君はどうなんだい?」
実翠「私か?私は……好きな所は人に分け隔てなく接してくれること。嫌い、というか改めて欲しい所は警戒心なく人に近づこうとする所だな。」
蔓良「なんかやっとまともな答えを聞けたような気がするよ。そういうのでいいんだよね、安心した。ぼくはね、好きな所は自由に生きてて楽しそうなこと、嫌いな所は……うーん食い散らかしが汚いことかな。」
一灯「猫だから食事マナー知らないってこと?」
蔓良「ふふ、失礼だね。でも食事の話じゃなくて、まぁ色々?」
由摩「………………、まぁ此処で聞いたことは何も問わないんだったな。犠牲は多いというが致し方ない。」
蔓良「そーそー。此処ではノーカンなんでしょ?宜しくね、退魔師のおにーさん。犬のおにーさんはどう?」
キリサ「僕かい?僕は好きな所は色々揃いなこと、嫌いな所は同意しかしてくれない所だよ。まぁ僕も弟と一緒なんだけどね。」
赤羽「否定ばっかされるよりは良いんちゃう?」
蔓良「うーん、否定ばっかりされてるのは鬼のおにーさんの言動のせいな気もする……。」
一灯「なんか犬はよく分からないこと多いけど、面倒くさそうだから触れないでいるよ。オレはねぇ、好きな所はチョロい所、嫌いな所はしつこい所。」
與市「100%お前が悪いんだろそれ。」
キリサ「烏天狗と同意見なのは果てしなく嫌だけど同感〜。」
一灯「はあ?烏と犬の癖に何なの?」
與市「てめぇが弟のことを見てないんだろ。」
キリサ「チョロいって言う時点で弟さんも嫌がってるだろうねぇ。」
一灯「双子だからってそんなに互いのことを見てるわけ無いじゃん、そっちはそんなにべったりなわけ?ガキくさ、ゲロ吐いちゃう。」
與市・キリサ「表出ろ。」
一灯「そっちが出ろよ。」
左里「ちょ、ちょっと!あんた達止めなさいよ!退魔師でしょ、そっちは知り合いなんでしょ!?」
赤羽「動物同士の喧嘩は動物同士がやりやすいやん?」
由摩「術が使えない故、無力だ。」
実翠「万事休すだな。此方だけで暫く会話を進めよう。」
蔓良「半妖のおねーさんと退魔師のおにーさんは回答まだだったよね?ぼく達が聞いてあげるからどうぞ?」
左里「妖って皆こんななの……?早く帰りたい……。」
由摩「嘆いていても終わらさないと帰れないぞ。私は、正直弟に嫌われている点の方が多そうだが……、ふむ、そうだな。好きな所は干渉してこない所、嫌いな所は話し合いにも応じてくれないことだ。」
蔓良「あっはは、何それ!弟さんと関わりたいの?関わりたくないの?はっきりしない感じ面白いね!」
由摩「む、笑わなくても良いだろう。私自身も彼奴にどう接したら良いか分からんのだ。」
左里「ずっと喧嘩状態ってこと?寂しいじゃない、そんなの。」
赤羽「まぁ皆色々事情があるみたいやから由摩さんのとこも大変なんちゃう?何処も弟さんに問題があるのか、おれらの所為なのか分からんけどね。」
実翠「各々種族も違うしな。左里殿はどうだ?」
左里「あたし最後になっちゃった?あたしは、好きな所は人付き合いが上手な所、嫌いな所は察しが良すぎる所、って感じね。」
赤羽「うんうん、なんかとんでもないことばっか聞いとったからすごくまともな感じがするわ。」
蔓良「それ、鬼のおにーさんが言う?」
赤羽「おれ最初からめっちゃ真面目やし、めっちゃまともやん?」
由摩「時々お前のその自信が私は分からなくなるな。それで、彼奴らはどうする?次に進めないが。」
実翠「お前達!いい加減にしないか!!
由摩「!」
蔓良「あは、つっよ〜い。」
左里「……流石に止まったわね。」
赤羽「なんかおれも怒られてるような気分になるわぁ……。」



…… …… …… ……



赤羽「というわけで、落ち着いたん?」
実翠「あぁ。」
與市・一灯・キリサ「………………。」
蔓良「すっごい不満そ〜。でもぼく達も早く済ませて帰りたいからさ〜よろしくね、おにーさん達。」



・好物は?
キリサ「スムーズにいきたいならもう回答順番決めにしないかい?なんだか進まないのが分かった気がする。」
蔓良「はいはーい、じゃあぼくから!ぼくはね、果物かなぁ。」
一灯「幅広すぎじゃない?」
蔓良「だってこれって選べる程食事に贅沢したことない、し…………って何、急に皆してこいつ可哀想みたいな表情しないでくれる?!腹立つんだけど、もー!次!左回りで〜はい、烏のおにーさん!」
與市「………………和菓子。」
キリサ「え、何?烏だしゴミだって?」
與市「毛毟るぞ。」
実翠「こら、止めろと言っているだろう。」
赤羽「與市サンのとこ、美味しそうな店色々あるもんなぁ。いつか買うてみたいけど皆、警戒心強すぎるんよ。」
與市「まずあんた達の圧がすごいんだろ……。」
赤羽「そっかなぁ?ちなみに何が一番村の好きな和菓子屋で美味い?」
與市「豆大福。おら、次。」
一灯「他人の妖力。」
與市・左里「最低。」
蔓良「なになに、狐のおにーさんって普通の食事しないの?」
由摩「種類にもよるが、野狐の類の中には他の妖の妖力を食す者達もいる。流石に相反する霊力までは食わんようだが、他者の力を取り入れて自身の力の蓄えとしていくらしいぞ。」
蔓良「ええ、趣味悪い。妖力って自分達で作るものじゃないの?」
一灯「作るものはそれはそれ、奪うものはこれはこれ。蓄えてるわけじゃなくてあくまでも腹を満たす為のものだから自分の体内に留まるものではないさ。」
蔓良「趣味悪い。」
一灯「二回言うなよ。次、犬。」
キリサ「卵焼き……?」
由摩「疑問形だな。」
キリサ「あまり好物とか認識して食べていないもので。でも姉が作る卵焼きは甘くて好きなんだ。」
実翠「ご家族の手作りか、それは確かに好物になり得るものだろう。」
キリサ「好物になるなら良かった、じゃあそれで。交代!」
赤羽「酒。」
一灯「食べ物じゃないじゃん。」
赤羽「あかん?ならつまみになるもん……あ、辛いやつ。」
キリサ「唐辛子とか?」
赤羽「せやね、唐辛子の煎餅とか、ちょっと辛めのスルメとか、基本的に辛いもんは普通に食べられるし好きの部類に入るんちゃうかな。ほい、じゃあ次は由摩ちゃんな。」
由摩「困ったな、私もお茶と答えるつもりだったんだが。」
蔓良「食べ物じゃないね。」
由摩「そうだな。……なら煮物にしておこう。」
與市「あんた、ちょっと爺くさいってよく言われねぇ?」
由摩「まずあまり人と話さん。私の話はもういいだろう、次だ。」
左里「あたしね。またお菓子で申し訳ないんだけど……金平糖……、って何よ、その生暖かい目!」
一灯「いや、半妖って言ってたし猫と同じでなんか察した。」
赤羽「皆結構甘い物が好きなんやなぁ。お疲れ?」
キリサ「甘い物ってご褒美感があるからじゃないかい?地域によっても手に入りやすい物は変わってくるだろうしね。」
実翠「残念だな、知り合うことか出来たならおすすめの金平糖があったんだが。」
左里「気持ちだけもらっておくわ。そういう貴女は何が好きなのよ?」
実翠「どうしても私達は水辺の育ちになるからな、魚の麹焼きとか魚料理が好きだぞ。」
蔓良「その何とか焼き?みたいなの美味しそう!」
與市「水辺の特権だよな。俺達の方はどうしても山だから魚は限られる。」
実翠「山の川魚でも美味いものはいるだろう。私達からすれば山菜や木の実はほぼ手に入らないから各々無い物ねだりだな。……よし、以上だ。」
赤羽「やっぱり順番決めた方がスムーズやな。あと、は……あぁ二択とかならそれなりに早いかな。」
左里「どちらにせよ時間はちょっとかかりそうだし次に進みましょ。」



・貴方の大切な人と片割れの命の危機、助けるのはどっち?
キリサ「いや、よくこの質問で早いかなとか思ったもんだね。」
赤羽「助けられるのはどっちかしかあかんって〜。」
左里「それ朗らかに言うことじゃないでしょ?!」
一灯「大切な人って誰?家族とか身内?」
実翠「そもそも片割れが家族じゃないか?まぁ、とりあえず大きく含めての大切な者でいいだろう。」
赤羽「じゃあ、大切な人って人は左手で、弟さん妹さんって人は右手上げよ。これで早いやろ。」
左里「分かんない……赤羽さんも分かんない……。」


・大切な人→與市、一灯、赤羽、由摩、左里

・片割れ→蔓良、キリサ、実翠



蔓良「あれ、意外と皆、弟さん妹さんを助けないんだ。僕は当然だと思ったんだけどな。」
キリサ「僕も。いくら家族でも兄弟には代えられないからね。」
一灯「いや、彼奴助けても絶対後からぐちぐち文句言われるし。」
赤羽「おれもめっちゃ怒られそう。」
由摩「私が助けても死ぬ時は死ぬ。」
キリサ「退魔師ってどれだけ殺伐としているんだい。」
左里「あたしは正直どっちも選べないんだけど……でも、多分あの子はそうしてって言うだろうから……。」
赤羽「というか……あーええと、與市サン?」
與市「なんだよ?」
赤羽「挙げる手間違えてへん……?」
與市「?、大切な奴を助けたらいいんだろ。合ってる。」
一灯「へえー、片割れの好きな所は全部だ、なんて真顔で言い切ってたのに結局最後はそっち選ばないんだ?」
與市「何言ってんだ、大切な奴を助けてから俺は弟と一緒に死ぬ。」

蔓良・一灯・キリサ・赤羽・左里 「…………………………。」
由摩「なるほど、新たな意見だ。」
実翠「その手は良いのか?なら私は妹を助けてから大切な者と一緒に死ぬことにしよう。」
赤羽「そういう趣旨の質問ちゃうからこれ?!」
蔓良「ぼく、しーらない。」
キリサ「そろそろここから出れるんじゃないか?な、狐くん?」
一灯「出られなくても出るんだよ、勘弁してよもう。」
左里「まともだって思った人がどんどんまともじゃなくなっていく……もうやだ。」
與市「質問には答えてんじゃねぇか。間違ってないだろ。」
赤羽「解散、解散しよ!」


区切り(随時質問などきたら増えます)

[ 11/12 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -