コンビに15の質問(黒霧&華月)


※第4章辺り


01:お名前をどうぞ。
華月「華月です」
黒霧「……黒霧」
華月「黒霧、貴方は、もう少し愛想というものを覚えた方がいいですよ?」
黒霧「……知るか」

02:年齢差はどのくらいですか?
華月「さぁて、どれくらいでしょうね」
黒霧「そういえば、お前の歳を知らないな。見た目からして、25歳はいってなさそうだが……」
華月「女性に歳を聞くものではありませんよ、黒霧。貴方も20歳は越えているでしょうね」

03:お互いの第一印象は?
華月「放っておけない、でしょうか。寂しい瞳をしていましたね」
黒霧「……変な女、だな。綺麗だとは思ったが」
華月「ふふふ」

04:それは今も変わりませんか?
華月「どうでしょうね」
黒霧「お前は誤魔化してばかりだ」

05:お互いの呼び名は?
華月「黒霧、ですね」
黒霧「お前、だな」
華月「名前で呼んで欲しいんですけどね、いつまでそのままなんです?」
黒霧「……知るか」

06:二人はどんな関係ですか?
華月「んー、雇い主とボディーガード? 今はもう、仕事のパートナーって感じですよね」
黒霧「元々は、殺し屋とそのターゲットだったがな。……はぁ」
華月「何、溜息吐いているんです?」
黒霧「……いや」

07:それに満足していますか?
華月「まぁ」
黒霧「色々、疑問はあるがな」

08:共通の知り合いはいますか?
黒霧「今の所はいないな」
華月「黒霧は、依頼人とは会いませんからね」

09:お互いに秘密などありますか?
黒霧「秘密、か。ない人間なんているのか?」
華月「ふふ、謎や秘密は女を魅力的に見せるものですよ」

10:仲良しですか?
黒霧「……」
華月「仲良しです」
黒霧「……」
華月「なんですか、黒霧!」
黒霧「いや……出会った時よりはそう言っても問題はないが、な……」

11:二人に危機がおとずれたことはありますか?
華月「んー、危機、ですか」
黒霧「出会いが出会いだったんだ、あれより関係が悪くなることなんてあるか」
華月「黒霧は分かってないですね、距離が近付けば近付くほど、そこにある秘密や何かが、失望や憎しみを与えやすくなるのですよ。どうでもいい人間のそういったものに関しては、人は大した感情を抱きません」

12:一緒にいる期間はどのくらいになりますか?
華月「半年くらいですか?」
黒霧「分からない」
華月「まぁ、そう長くもないということです」

13:お互いの良いところを。
華月「黒霧は、なんだかんだと言って優しいですよ。頼みごとを断れなかったり、気付けば流されていたり……お人良しのような部分がありますよね」
黒霧「……買いかぶりすぎだ。単に、自分というものがないだけだ」
華月「黒霧、私のいい所は?」
黒霧「…………その場にいるだけで、人を惹き付ける」

14:お互いの不満な点を。
華月「不満、ですか。もう少し自分を大切にして欲しいですね」
黒霧「ありすぎて、敵わない」
華月「酷いですねぇ」
黒霧「本当のことだろう」

15:〆に一言、これだけは言っておきたい!
華月「自分の事も、ちゃんと大切にして下さいね?」
黒霧「そっくりそのまま返す」
華月「あと……黒霧」
黒霧「なんだ?」
華月「私はまだ貴方に話していない、秘密があります」
黒霧「お前は、秘密だらけじゃないか」
華月「そう……なのかも知れませんね、ごめんなさい」


END

2010.3.24〜11.7

質問配布元:オリキャラ支援館


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