あらすじ



途中まで読んだけど内容を忘れてしまった!という方のための、各話ごとの大雑把なあらすじです。
ネタばれを多分に含んでおりますので、未読の方の閲覧は大いにお勧め出来ません。






■第1話:化物と呼ばれた少年
 王立の魔法学園に通う、6歳の少年・アレンは化物染みた魔力をもっていた。そのため、幼い頃から周囲から恐怖と侮蔑の視線を向けられ、いつも俯いていた。泣き虫で弱虫な彼は自分を守るためにいつしか、全てに関して諦め、冷めた目でみるようになっていた。
 いつもと同じ戦闘演習の授業でのことだった。腫れものを扱うように、遠巻きに陰口を叩くだけの周囲から、一つの声が聞こえた。
 その声の主である金髪の男は、見た事もない人だった。制服を着ていないことと、学園の教師が何人もついていることから、それが生徒ではなく見学者で、それも貴族などそれなりの身分の人間であることは分かった。
 普段ならば相手にしないが、面と向かって言われる言葉にあまりにも苛立ちを感じ、アレンは売られた喧嘩を買う。

 そうして、アレンは男に負けた。初めての敗北に、茫然となるアレンと周囲に、男は「お前がバケモンなんじゃねぇよ、周りの奴等が弱いんだ」と怒りを顕にする。
 ただ、そのように強くなりたい、自信をもてる人間になりたいとアレンは男に憧憬を抱く。気付けば、アレンは「魔法を教えて下さい」と請うていた。そうして、アレンは男と共に学園を去る。



■第2話:その背を追って



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