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【おおまかな世界設定】


◆原型と人間
 猿が人間に進化したように、太古、地上に存在していた生物(原型)が、長い時を経て人間の姿へ進化したと言われている。原型の姿や名前は人々に広く知られているが、恐竜のような認識であり、その姿も想像上のものでしかない。



◆種族・人種
 ひとつの進化系統を1種族としている。正確な総種族数は分かっていない。種族によって生息地も能力も見た目も様々で、通常の社会生活を営む者、都会とは離れて自給自足の生活をする者、海中や森に住む者等、生活様式も異なる。多種多様な種族が平和に共生出来るように、主に人口の多い都会では、法や条例が細かく定められている。

【御三家】 大昔、迷える人々を各大陸へ導き、現在の暮らしの基礎を築いたとされる英雄の家系の総称。根拠となる記録は残っていないものの、語り継がれた伝説によって、多くの人々から色々な意味で一目置かれる存在である。各地方に炎・水・草をそれぞれ司る御三家が存在し、その地位や立場は地方によって異なる。

【色違い】 突然変異で稀に生まれる、通常色とは異なる身体の色を持つ者を指す。畏怖と差別の対象とされてきた暗い歴史があり、現代でも強い差別の残る地域がある一方、色違いに寛容な文化を持つ地域もある。髪を染める等の身体の染色技術や文化はない。

【上位種(メガ進化)】 通常の成長過程を越える進化をした特定の種族・個体を指す。色違いと同じ突然変異種とされるが、上位種となる種族は限られている上、後天的なものである。現在のところホウエンとカロスでのみ確認されていて、発祥の地であるホウエンから、3000年前にカロスへ伝播したとされる。土地に宿る自然の力が人間の進化を促すのではないかと考えられている。上位種人口は圧倒的に少なく、研究は進んでいない。



◆タイプ
 血液型のような認識。古い血を濃く継ぐ者は以下の様な特徴が顕著に現れたり、原型に近い外見であったりする。かなりの個人差がある上、現代では特別な力を持たない常人が多く、また特殊な能力や外見の有無が差別の対象になることはない。

無)特になし
炎)高体温/火を作る器官を有する/身体の炎化
水)低体温/水を作る器官を有する/身体の液状化/水棲
草)光合成が可能/植物の操作/身体の植物化
電)電気体質/電気を作る器官を有する/身体の電子化
氷)超低体温/物体の冷却/身体の氷化
格)超筋力/身体が丈夫
毒)耐毒/毒を作る器官を有する
地)絶縁体質/身体が丈夫/地脈を理解する
飛)有翼種/視力が良い
超)超能力を有する/力の大きさに比例して短命
虫)生命維持の力が強い/視力が良い
岩)硬い皮膚を有し身体が丈夫
霊)魂と身体の結びつきが弱い
竜)長寿/寒さに弱い/御三家の次に格式のある種
悪)賢い/役人も多いが悪人も多い
鋼)耐毒/病気にかからない/加齢による見た目の変化が少ない
妖)長寿/女性が多い/草、超、地に通ずる力を有する



◆国家機関
 ノールを中心とする神官で構成された世界管理中央政府を最高機関とし、その下に各地方行政機関、更に下に各街の行政機関がある。地方によって行政機関の種類は様々だが、国内治安・郵政・貿易・金融・教育に関する機関は重要とされ、殆どの地域に設置されている。小国が土地を治めていた時代もあったが、現在、正確な国境を定めていない各地方を国とするかどうかは長く議論されている課題であり、事実、地方行政の下にある地区行政の方が大きな権力を持つ場合が多い。中央外機関のトップには神官が配置されていることもあるが、人間職員との接触はないに等しく、その存在が知られることはない。



◆交通
 有翼人種への配慮から、飛行機の製造は積極的には行われておらず、大型の旅客機も存在しない。地方間の主な移動手段は海路(船)である。陸路では車、電車(機関車)、自転車、他小型の移動手段は軒並み存在するが、地方により土地開発や技術の差がある。また、種族の特徴を活かして人を運ぶ仕事をする者もいる。



◆地域
 現在6地方が確認されている。カントー・ジョウト・ホウエン・シンオウ間は2、3日あれば船で行き来できる和文化圏で、イッシュ・カロスは和文化圏からかなり離れた場所にある洋文化圏である。各地方管轄外の、地図にない土地も世界には多く存在する。



◆世界の裏表と魂の循環
 正しく廻る世界は表と裏で構成される。人間を含む全てのものは表の世界に存在している。表の世界で死んだ者の魂は裏の世界へ運ばれ、再び表の世界で生を受けるまで留まることになる。裏の世界には、ただのエネルギー体である魂以外のものは、管理者であるカロンの他に存在せず、存在することも出来ない。



◆神、人間、それ以外のモノ
 人間は正しい営みの中からしか生まれない。母と子は通常同種族で、父方の能力は受け継がれても種族の血は子に受け継がれることはない。また、種族(タマゴ)グループが異なる男女間に子は生まれない。種族グループが異なる者同士でも結婚は認められている。

 人間は魂(身体の動力源)、精神(人間を構成する目に見えないもの全て)、身体(魂の器)、から成り、どれが欠けても人間と認められることはない。どれかが欠けているにも関わらず、消滅せずに活動し続けるモノは、表・裏の世界のどちらにも属さない異形として扱われる。

 人間が神と呼び、現に存在する世界を管理している者達は、魂を持たぬ概念に近い存在である。人間の信仰心や人間の創った神話によって存在し、ノールに姿を与えられて初めて人間から視認される。生死の概念はなく、何らかの理由で存在を維持できなくなる、或いは役目を失くした場合に消滅する。

 稀に人間から神(概念)になる者がいる。多くは、人間であった期間に死亡し、その姿や記憶を元に、ノールによって神格を与えられた者である。人間そのもの(伝説以外の一般種族)が神になることは有り得ない。神の中でも位が低く世界への影響力は殆ど無い上、神としての力を行使すると人間だった頃の感情や記憶を失い、いずれ他の神官と同様概念により成り立つ存在になる。










◆階層化する世界
 生み出される世界は全て上位の次元によって存在する。下位の次元は上位の次元を認識することができないが、上位の次元は下位の次元に干渉することができる。人間は下位の次元に世界をつくった。しかし人間が存在し認識できる世界もまた、上位の次元によってつくられ、消費されるだけの世界である。それでも人々が自己保存を求める限り、世界の際限はどこまでも広がっていくだろう。たとえそれが£逃げ蝣エな縺ョ縺ェ獄だとし縺慍迯も□人縺ィは抗縺励※い繧ゆココ縲驕句多け縺ォ謚励>邯壹¢繧九?【ERROR 403】






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