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30万打企画


工藤探偵事務所・真夜中の事件簿


〜中道先生の性春講座・特別編〜
「結局さー、」
「「うんうん」」
「女の子って…シャウエッセン?の方しか触らない子多いけど、両方触ってくれた方が…倍気持ちいいわけじゃねぇけど気持ちいいよな?」
「(もう無視だ無視)」


中道先生曰く、アルトバイエルンと同じように、こっちも触ってほしいんだって。
そして肝心の触り方については、残念なことにその直後に乗り込んできた体育科の先生の邪魔が入って、中道先生のありがたい講座を最後まで聞くことが出来なかったんだけどさ。
でも修学旅行から帰って来てから数日後、新ちゃんが直々に教えてくれた。
こっちもアルトバイエルンのように、口に含んだり、舌先で舐め上げたりされたら気持ちいいんだ、って言ってた。


「…んっ…」


私がアルトバイエルンを舐め上げながら、片手の平で…………ボール?(だって直接的な表現なんて恥ずかしすぎる!)の裏を撫で上げてる時も、新ちゃんは私のお尻に顔をくっつけてぴちゃぴちゃと音を立てながら舐めたり触ったりしていた。


side S
コイツのフェラチオって、中道指導(最終的には俺が仕込んだけど!)があっただけあり、世間一般の中で比べてもそれなりに上手いレベルなんじゃねぇかと思う。
推測なのは、他と比べたことがないからであって、それでも俺がイイと思う場所を的確についてくる。


「…くっ、…うっ…」


俺が名前に教え込んだフェラチオの中で1番イイと思うのは、強く咥えながらピストン運動し、同時に手で玉を揉まれること。
そしてコイツは自然とそれを覚えたのか(俺はそこまで教えてない)唾液を多く出しながらジュボジュボとでも言うような音を立てながら咥える。
以前の中道の話じゃねぇが、ただ咥えられるより、音つきの方が興奮度が増すから、人間の本能は五感全てを使ってこそ満たされるのかもしれねぇ、とか、そんなこと思った。


「きゃっ!?」


そして俺の上に跨っていた名前を、体を起こしてベッドに押し倒した。


side H
「きゃっ!?」


アルトバイエルンを舐めていたら、ガバッ!と起き上がった新ちゃんにベッドに倒された。


「…無理。も、挿れてぇんだけど、」


さっきまでは私が新ちゃんの足の方に頭を向けて、新ちゃんは私のお尻の下に顔があったのに、そう言いながら私の顔を覗き込むように覆いかぶさってきた。


「う、ん…」
「じゃあ上になってくれるか?」
「う、………んっ!?」


無理って言ったわりに、新ちゃんはまだまだ余裕があるような気がする…!
驚いて見上げた私に、口の端を持ち上げて新ちゃんは笑う。


「だって今日は名前主導だろ?」


そう言ってもう1度私の隣に寝そべる新ちゃん。
一瞬の恥ずかしさもあったけど、ほんとにそれは「一瞬」で。
それよりもここまで来たら早く気持ち良くなりたい、って。
そう思っちゃうくらいは、新ちゃんにお嫁にいけるか不安ないやんな体にされちゃったんだと思う。


「しっかり手で支えねぇとはいんねぇぞ?」


ニヤニヤ笑いながら言う新ちゃんをキッ!と睨んでも、余裕そうに笑うだけだった。


「…っ…あっ!」


右手でアルトバイエルンの根元をしっかり支えながら、ゆっくりと腰を落とした。


side S
「…っ…あっ!」


ゆっくりと、名前の中に飲み込まれる自分の一部を見るのは、幾度されても、他の体位では味わえない「犯されてる感」が言い様のない興奮を与える。


「んっ…、あっ、」


俺の腰に両手をついて、自らの腰を上下させる名前。
その上下運動に呼応し、ゆさゆさと揺れる胸もまた(中道風で言うなら)「たまんねぇ」


「やっ、あぁっ!」
「…っ…!」


揺れる胸を両手で鷲掴み乳首を手のひらで擦るように触ると、一際甲高い声をあげる。
それと同時に、キツく締めてくる名前。


「…名前、」
「んっ、あっ!あんっ、」
「名前っ、」


右手で乳首を摘まみ上げ、左手で腰を押さえながら、俺自身も腰を動かす。
俺の体に突き上げられ、先程よりもよりリズミカルに胸が揺れる。


「っ、あっ、あっ、…あぁぁっ!!」
「…うっ、………ハァ、ハァ、」


名前が今日1番、甲高い嬉声をあげ、膣が痙攣しながら収縮を始めた瞬間、俺も自分自身の欲望を吐き出した。


「新、ちゃ、」
「ん…」


ぐったりしながら抱きついてきた名前を、まだ少し乱れた呼吸のまま受け止めた。
…………つーか今日まさかこんなことになるなんて思いもしなかったから当然コンドームなんて持ち歩いていないわけで。
なのにうっかり(しかも騎乗位でガッツリ奥の方に)中出ししちまったんだが…。


−オメーの居場所も、帰る場所もここだ。1人なわけねぇだろ−


ま、いいか。
…むしろ今後勝手に家飛び出させないように、既成事実作っとくのもアリか。
子供がいれば1人だなんて思うこともねぇし、今回みたいに何日も行方を眩ますなんてこともねぇよな。


「…え?な、ななに?」
「ん…、も1回」
「え!?む、むむむむ無理っ!ちょっ、休ま、っ…ん…、」


今度中道にガキが出来やすい体位でも聞いてみるかなぁ(アイツなら知ってそう)なんて。
眠い体に鞭打って、ひたすら(隠れた)子作りに励むことにした。


後日


「うー…」
「どーした?具合悪いのか?(まさかついに…!)」
「んー…、久しぶりに生理痛が重くて…」
「(やっぱり中道に出来やすい体位聞くかなぁ…)」

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bkm

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