八時限目


すぐ近くの路地裏に連れ込まれ
抵抗すれば殴られ
そして犯された

神「ねぇ、そこで何してるの?」
「お、お前は…!」
「一旦引くぞっ」

少し声をかけただけなのに
男達はどこかへ逃げて行った

私はただ呆然としていた

神「ありゃりゃ。つまんないの」
『あ、あの』
神「なに?」
『ありがとう…ございます』
神「それよりさ、その格好誘ってるようにしか見えないんだけど」

指摘されて気づいた

今の今まで自分は…
思い出すだけで寒気がする

コワイ−…

神「大丈夫?送ってってあげよっか?」

思わず
差し出された手をはじいてしまった

『ごめんなさいっ…』


[*前] | [次#]