Saturday
今日は休日にも関わらず学校だ

何故か?

それは委員だからさ!
楽だと思って入った保健委員。
休日にもあるなんて知らなかった…。

平日に比べて静かな廊下
教室内も静かだ

そういえば、昨日はあんなに視線を感じていたが
今日はまったくない
と言っても保健委員の人しかいないけども…

保健委員の面子も例外ではなく好奇の目でみていたし
あの変な集団のおかげとみていいのだろうか?

なんとも言えないが
普段どおりに過ごせるなら有り難い

でも、後で見返りとか求められたらどうしよう…
今考えてももう手遅れか

会議もいつも通り何事もなく終了

これだったら放課後にでもやればいいのにと思うのは私だけじゃないはず!
早く終わったし、久しぶりに本屋めぐりでもしようかな

何読もう?
推理小説?
コメディもいいかな?
いや、恋愛小説もすてがたいかも
どうしたもんだかなぁ

適当な本を手にとってはまた棚に戻していく
その動作の繰り返しを何度もした
結局何も買わず終いだったけど…

帰宅したのが丁度6時
晩御飯作らなきゃなあ

調理を始めようと立ち上がったとき
滅多に鳴らない携帯のバイブレーションが鳴った

――――――――――――――
Date:*/* 23:34
From:折原臨也
Sub:無題
===================
やあ、久しぶり
唐突だけど、明日暇だよね?

 ――― END ―――
――――――――――――――

…。
こいつにアドレスを教えた覚えはないけど…

ああ!鞄置き忘れたときか!
とりあえず無視しよう。
するとまた鳴った

――――――――――――――
Date:*/* 23:38
From:折原臨也
Sub:無題
===================
返事がないところからして無視?
ま、返ってくるとは思ってないけど

だから一方的に伝えるよ
明日の10時に西口公園にきて

 ――― END ―――
――――――――――――――

明日、か。
予定はないが
行くつもりもない。

というか、もう現れるなと言ったのに…
するとまた着信

――――――――――――――
Date:*/* 23:43
From:折原臨也
Sub:無題
===================
明日来てくれたら
嫌がらせはやめてあげるからさ

 ――― END ―――
――――――――――――――

自分でもわかってたのか、とちょっと感心

だからといって心境が変わるわけでもなく、
ぽいっと携帯を放り投げ調理を再会した


Saturday
ろくなことがないと思う

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