▼FGO夢主 カルデア職員
02/12(22:20)




ホープ・ノーベル


▼概要

 2015年に研修スタッフとしてカルデアに配属された18歳の少女。フルネームはHope Innovenz Nobel(ホープ・イノヴェンツ・ノーベル)。優れた魔術師の家系でありながら科学技術を用いた研究を盛んに行っていることから時計塔では異端である革新派「イノヴェンツ」の末娘。アニムスフィアとは比較的近しい関係であり、その伝手でカルデアにスカウトを受ける。
 僅かながらマスター適性を持つが、カルデアに招かれた大きな理由は事象記録電脳魔ラプラスとの著しいシンクロを見せたため。元は技術スタッフか医療スタッフのいずれかに就くため研修期間中であったが、先の実験における事件において生き残り、なし崩しにロマ二・アーキマンの助手兼サブマスターとしての役割を負うこととなる。


▼人物

 イノヴェンツという家名に引け目を感じており、殆ど生家に推されるままカルデアの一員となった。突然自分に課せられたあまりにも大きな役割に押し潰されそうになり、精神的にも不安定な部分があるが、やるべき事を前にすると至極真面目に務める。裏を返せば自分の意志が弱い。
 他人の前ではある程度我慢しているが、臆病で泣き虫。夜は家族を想い泣き、レイシフトの前は必ず泣きながら怯えているが、最後はなんだかんだと役目を果たす。能力に自信がないためか、いつも「自分にできることは何か」を問いかけている。悲観的ではあるが前向き。
 性格のせいで侮られやすく、サブといえど「マスター」であるにも関わらず立夏に比べてサーヴァントにやや舐められている。


▼能力

・サブマスターとしての能力
 人類最後のマスターである藤丸立夏のサブマスターを務める。立夏から令呪を一時的に譲り受けている間は仮のマスターとしてサーヴァントを使役できるが、彼女のときに限り魔力性質上の理由でサーヴァントは全員バーサーカーの如く戦闘力が上がり、かつ防御力が下がってしまう。そのため、長時間の戦闘などには耐えられない。


・「活性化」の魔術
 ホープの魔術特性として「活性化」というものがあり、文字通り生物の停滞したエネルギーを活性化させる魔力を持つ。冷えた水なら凍り、暖かい湯なら沸騰する。生物に使用すれば生命力を活性化させ感覚を冴えさせたり傷の治りを速くすることもできるが、無理なドーピングのような状態になるため、術者と本人への疲労リバウンドも大きい。
 その他、遮音魔術や使い魔の扱いなど、基本的な魔術は問題ないレベルで習得している。魔術回路の数は平凡。


・ラプラスとの同調
 理由は判然としないが、ラプラスとの相性が通常ではあり得ないほど良い。そのためラプラスとのパスを保ったままレイシフト先で立夏やマシュ、自身を観測することでよりはっきりとした存在確立を実現させることができる。



▼イノヴェンツ

 時計塔随一の革新派であるノーベル家の異名。また神秘を分析して「現象」にまで落とし込み「技術の一般化」を推し進めている一族とその下の組織を指す。その矛先は魔術のみならず科学技術にまで発展しており、元来の魔術師の在り方としては異端そのものである。
 しかしイノヴェンツが発明した「魔力活性」をはじめとする魔術は、簡便でありながら眠った魔術回路を呼び覚ましまでする代物。時計塔の魔力が少ない者から強化したいものには喉から手が出るほど欲するものであり、事実時計塔の貴族と呼ばれる家系まで利用者はいる。さらに巧みな契約形態と一般化、「特許」の使用によって莫大な資産を得ており、技術的にも金銭的にも時計塔の後援者といえる存在。
 このような体制に至ったのにはノーベル家の乏しい魔術回路を補うためであり、彼らは過去に遡るより新たなアプローチで根源を目指す者たちであるため、現在も魔術使いではなく魔術師を名乗っている。
 上記の理由から、蔑称として"車輪の再開発を発明王エジソンのごとく行った"と皮肉った「車輪の発明王」、卓越した技術への尊敬を込めて「アザートンの錬金術師」とも呼ばれる。



<< >>


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -