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あれだけ拒絶していた事も忘れ、海藤は恥じらいなく乞うた。
力の入らない両足を何とか折り曲げて胸元に引き寄せ、白濁を零す後孔を見せ付ける。片手で足を支えると空いた手を自ら蕾へと持っていき、
ちゅぷんっ
「はァんっ! あんっあんっイイよぉおッぁあうっ凄…あーっあぁあーッ!」
人差し指を後孔に突き刺し、思うがままに自慰に浸る。
教え子のペニスをオカズに恥ずかしい行為をしているという羞恥が、理性を消し去っていく。
ぐちゅっぐぷっくにくにくにっ
ぬちぬちっぐちゅ、くちゅっ
「…おい」
「んー…凄いね先生、ソッチの道に嵌まったら淫乱になりそうだなとは思ってたけど」
「ッぁ…挿れていいか、俺から」
「なんだよ。当てられたのか、武井」
「煩い…っ」
小さく舌打ちをして、準備の整っている武井が仏頂面で覆い被さってきた。
「ぁふ…ッたけぃいっン…」
「っ…先生、」
制服を汚してしまうのも構っていられず、上半身を起こして先走りやら精液やらで濡れた両手で武井の自身を取り出してやる。
ぽろんと顔を覗かせた年齢の割に立派なモノを目の当たりにし、海藤はごくりと自分が唾液を嚥下する音を聞いた。
「はぁんっ…武井のコレっ、欲しいよぉンっ…ぶちゅっぺちゃくちゅっ」
「せん、せ、…ぁっ」
大きく張り出した亀頭を頬張り、喉奥に先端を擦り付け、エラに舌を這わせる。堪らなさそうに彼が息を呑むのも一層情欲を誘った。
ちゅうっぺちゃくにゅっ
べちゅっちゅうううっ
大好きな菓子を啄む様に口淫に夢中になっていると、不意に無理矢理頭を持ち上げられた。
「ンっ…武井、どうし…ィっぁああン!!」
「はぁっ…海藤、先生…!」
「ぁああーぅんっふぁっぁんっあんっそこぉッ! そこ…ッあーっあー!」
気付けば四つん這いに引き倒され、急にぶれた視界を安定させる前に挿入された。
がくんと腕が崩れ腰だけを高く掲げる体勢になっても、気遣っている余裕が無いのか武井はがむしゃらに律動を繰り返す。それは明らかに相手よりも自分の欲望を優先させている動きだったが、手荒に扱われても海藤自身は硬くそそり立ったままだった。
「ぁふッ…武井、武井っ…もっとイイとこ、もっと突いてぇええ!」
本能のままに技能も何もなく単調に腰を振って強請ってみせた。ただそれだけでも勃起したペニスは海藤のナカをまさぐってくれて、床に先走りの水溜まりが出来ていく。