ビールとプリン | ナノ













コンビニでビールを3本買って、帰り道でそれを飲み干した。
私は泣きっ面で、しかも酒くさくて、見た目は完全に酔っ払いだ。

帰り道の途中、なんとなく、いつもの公園に立ち寄った。
持っていた缶をゴミ箱へ投げ捨てると、その音に驚いた小さな動物たちががさがさと身を隠した。

その中に、震えて動かない黒猫が1匹。


「……怪我、してるの?」


黒猫はにゃあと一言。


「そっか。それならうちにおいでよ。怪我の手当してあげる。お腹空いてるならご飯食べていくといいよ。それにね」


涙が地面にぼろぼろと落ちていく。
私は黒猫を抱き上げて、言った。



「私、猫の扱いには慣れてるから」






























(かおる、あのねーーずっと、大好きだよ)

















END








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長編「黒猫」の続編と言う名の世界観説明……(笑) エンヴィーたんは妖怪的なアレという……ね(笑)(笑) しかも狐仙になるか猫に戻るかは自由らしく、もし猫に戻ることを選択した場合、人間の姿にはなることができなくなります。エンヴィーたんは黒猫最終話で「(これからもずっと)人間(の姿)になりたい」と思ったので狐仙になれた訳です。はい説明おわり。正直続編とかは全く考えてなかったんですけど、 説明できなかった部分も含めて、解説できる良い機会だなと思って。 書きたいこと詰め込んだ感じになりましたが、どうでせう。 そもそも「黒猫」はめろうが別サイトでギャグss書いてた名残で ギャグ書きたくて作ったお話しなので 話しの中にあんまし設定とか説明せずにしようと思って作ったものなので 読んでる人意味不明状態すぎるやろなーとちょっと後悔してたので そういうの全部含めて書けて良かったです。あれ、なんか日本語おかしいな。 タイトルの「ビールとプリン」はレミオ〇メンの曲名より。 曲の内容と重なる様な作品になればいいなぁと思いながら書きました。 よかったら聞きながら読んでね。そしてあわよくば曲の雰囲気に流されてしまえ!!← そしてそして、ナイスなリクエストをくれた ぱち様、本当にありがとうございます。 ツイッターでも絡んでくれて嬉しいですほんまに!!! これからもめろうと愉快な夢小説たちをよろしくお願いします〜ヾ(●´∇`●)ノ




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