top > rkrn > もしもくのたま〇年生だったら

二年生だったら


「三郎次ってツンデレだよね。」

「は?」

「ていうか二年の忍たまってみんなそうじゃない?あ、しろちゃんは違うか。」

「……それって俺も入ってる?」

「当たり前じゃん久作。」

「じゃあ名前もだな。」

「え、何でよ左近?」


想定外の返しに首を傾げる。

(べっべつにそんなんじゃないしっ、みたいな反応期待してたのに)


「この前くのいちの実習で忍たまに罠を仕掛けた時、」


左近の話に思い当たった出来事に、三郎次は顔をしかめる。


「あーあれは散々だった。」

「僕たちみんなで塹壕に落ちちゃったんだよね。」

「善法寺先輩が通りかからなかったらどうなってたことか。」


四郎兵衛は相変わらず読めない表情だが、久作も疲れた表情でその時の事を語る。


「その伊作先輩を呼んだの、名前だろ。」


「「「えっ??」」」


確かに目の前に居る少女が自分たちを罠に嵌めた張本人だというのに、不可解な発言をする左近に皆面食らう。


「んな、なにを言い出すのかな、左近くん。」


「噛んだ。」

「噛んだな。」

「噛んだね。」

「図星か。」

「うるさぁいっ!何を根拠にそんなことっ!?」

「伊作先輩に聞いた。」

「ちょっ伊作先輩!黙ってるって言ったのに!あ、」


「言っちゃったね。」

「言ったな。」

「たしかに言った。」

「うあああああああ!」


恥ずかしさのあまり逃げ出したのは名前の方だった。





「やっぱツンデレじゃん。」

「ていうか馬鹿だな。」

「ちょ、久作それはひどいんじゃ。」

「でもそういうところ可愛いけどね。」


(((それは否定できない)))





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みんなのが余裕あって、たまにヒロインがたまらなく恥ずかしがるといい。でもしろちゃん以外みんなツンデレ^^

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