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2011年卯1


「或る少女の〜」ヒロインで大分学園に馴染んでから
※台詞のみ




「こ・これは!何でこんなものが、って私がコス服も色々欲しがったんだっけ。その中の一つか。しかし見つけたからにはぜひつけなければ!」





「ってことで来ました。」

「それで何でここに来るんだ?私達に見せに来たのか?」

「いえいえ。久々知さんと不破さんにつけていただこうかと。」

「わ、私が!?」

「え、僕?」

「はい。お二人とも似合いそうなので。」

「確かに雷蔵なら似合いそうだな。」

「何言ってんだよ三郎!」

「久々知さんも色が白くてきっと似合いますよ。」

「名前、笑顔でなかなか恐ろしいこと言うようになったな…」

「でもこんなでかい男達よりも、お気に入りの一年は組の方が似合うんじゃないの?」

「勘ちゃん!!」

「それが残念ながら、は組の子達は校外実習で留守だったんです。」

「それでここへ来たわけか。いいじゃないか雷蔵、兵助。それ位つけてあげたらどうだ。ただのうさ耳だろう。」

「うさ耳だから問題なんだ!」

「男がこんなのつけられるか!」

「ええー」

「まあ確かに、兵助達がつけるよりは女の子がつけたほうが可愛いよね、ほら。」

「え?」

「「「………っ(勘ちゃんグッジョブ!)」」」

「え、え?いつの間に私の頭に?」

「うん、やっぱり似合ってる。可愛いよ。」

「ぅえ!?ななな、何を言って?」

「あ、赤くなった。益々可愛いね。」

「ぅあ…や、やめてくださいぃぃぃ!!」

「あーあ、逃げちゃった。」

「「「勘ちゃん…」」」

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