脈絡ない会話文


2009.12.14


「藤澤ぁ!」
「なあにー」
「変なメール送りやがって!」
「小野塚さんケータイ使えたんだ」
「うるせえっ」
「怒ってばっか。カルシウム足りないんじゃないのー?ホットミルクあげようか?」
「誰が怒らせてると思ってやがる!」
「えー?勝手に怒ってるじゃん」



2009.12.14


「あ、志水さんだー」
「…藤澤」
「小野塚さんが探してたよ」
「…」
「眠いでしょ志水さん。はい、ブラックコーヒー」
「…常備?」
「うん。徹夜当たり前だから。まあ俺のじゃないけどね」
「?」
「寝たヤツ起こす用」
「…」
「仕事が仕事だから、ね」



2009.12.14


「とっもだっちひゃっくにんでっきるっかな」
「…」
「ひゃーくにーんで食べたいな」
「奏」
「ひゃくに…なに?」
「それさあ、一人減ってない?」
「…」
「一人ハブられてる奴いるよね?」
「…」
「…」
「い、言ったら負けだー!」
「現実から目を逸らすなよ」



2009.12.12


「おや、珍しいお客さんですね」
「こんにちは」
「こんにちは。今日はどのような御用で?」
「十八くらいの女の子に本を与えたいのですが、良いものを教えては戴けませんか?」
「うちには古本しかありませんが、宜しいんで?」
「ええ。足がつくのは余り良くないので」
「おやまあ」

「コハル。新しい本ですよ」
「ありがとうございますメフィ!」
「…一体どこまで行ったんだメフィスト」
「秘密です」

(過去まで、なんて言ったら驚きますかねえ)



2009.12.11


「行くぞ志水!」
「…」
「志水!」
「…」
「起きろ!」
「ん…。お早うございます」
「もう夕方だ馬鹿やろう!」
「…今晩は?」
「挨拶の問題じゃねえ!」



2009.12.11


「メフィって悪魔なんですよね?」
「はい」
「お腹減るんですか?」
「どうでしょう?まずお腹が減るというのが分からないんですよね。ああ、でもコハルのご飯やお菓子は好きですよ」
「!! ありがとう!美味しいならいいんです!」



2009.12.10


「矢っ張り卵焼きは甘いやつだよね」
「は?何言ってんの甘いとか信じられない」
「ええ!?甘いやつに決まってるじゃん!」
「おかずが甘いなんて意味が分かんない」
「じゃあ祥晃は卵焼きに何いれるの?」
「塩」
「ええ!?変だよそれ」



2009.12.9


「祥晃なにやってんの?」
「チャット」
「誰々ー?」
「知らない人」
「…これさあ」
「うん。楽しいハッキング講座」
「何してんの!?」

「藤澤ー!仕事しろ仕事!」
「分かってるって」

(名付けて、育て俺の後継者作戦)



2009.12.9


「来年は他の学年の子くるかな」
「さあな」
「だってうちの大学のゼミってさー他学年との交流兼ねてるのに意味なくない?」
「俺んとこなんか来るからだろ」
「他んとこ面白くなさそうだったし」
「誰もいなかったら先生サミシイデショ?」
「取り敢えずそのチェスやめてから言えよお前ら」



2009.12.9


「先生」
「…?」
「あっちむいてほいっ!」
「…」
「勝った…」
「…」
「…っ!!何で叩くんですか!?」
「別に」

ちょっと悔しかったらしい。





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