おまけ





「12!?」
「…はい。」

こくりと静かに頷くなまえに食満は目を見開いた。
てっきり綾部たちと同い年かと思っていれば、なまえは未だ小学校に通っている年齢で側に居た伊作や立花は食満をまるで路地裏の嘔吐物を見るような視線を向ける。
「そんな年下に手を出すなんて留三郎最低だね。」
「見損なったぞ。」
「二度と私に近寄るな変態め。」
「なははは!留三郎はショタコンだな!」
「………もそもそ。」
「なっ!?」
酷い言われように食満はショックを受けるが事実と言えば事実なので言い返すことは出来ない。
「…わ、私はショタコンでも先輩が大好きですから!」
「なまえ…!」
ショックに打ち拉しがれる食満の袖を握り僅かに顔を赤らめそう言葉を紡ぐなまえに食満は堪らずなまえを抱き締める。
すると伊作が何処か黒さを含む笑顔で食満と頭を掴みながらゆっくりと口を開いた。
「留三郎、鼻血出さないで気持ち悪い。」
「お前同室者に向かって気持ち悪いだと!?」
「うん、なまえくんの服を血で汚したりなんてしたら殴るから。」
食満の鼻から止めどなく流れる鼻血になまえはおどおどとしつつも、何処か楽しそうに笑っていた。
「…先輩、だぁいすき。」
「っ!?」





終わりよければ全てよし!
(ねぇ留三郎、汚したりなんてしたら殴るからって言ったよね?)
(ちょっ、伊作!待て!話せばわかる!)











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くろえ様、御参加ありがとうございました!
食満続編と聞きやけに張り切ってしまい好き勝手した結果読み辛いわなんか意味不明やわで、リクエストにお応え出来てない感が否めません。本当に申し訳ありませんでした!(`;ω;´)
個人的に書いてて凄く楽しかったです、まる
返品書き直しな24時間コンビニ体制で受付中ですので、遠慮無く仰ってくださいね!
これからも謳歌共々よろしくお願いいたします^^


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