「…ん、…ぁ?」
ロアは目を覚ますと自分の部屋に戻ってることに気が付いた。
「なんで…つ、…か…体動かねぇ…」
痺れる体に疑問を覚え目だけで辺りを見回す。
「やっと起きた?」
「イルミ、てめぇっ」
「誤解されたら困るから言っとくけどロアを助けたのは俺だからね、あのままにしてたらミルキの好きなように触られて最悪犯られちゃってたかもね」
「…ミルキ、が…?」
「紅茶に自分が開発した薬でも入れてたんだろ」
キラリと光るピンクの小瓶を見せて溜息をつく。
「今回は俺が助けたけど俺がいなかったらどうしてたの?」
「…うっ…だって、ミルキは」
「ゾルディック家の人間だから?甘いね、現にこうやって襲われてるだろ?」
イルミは撫でるように体に手を這わすとたわわに揺れる胸を鷲掴む。
「…っ!イルミ!」
「ミルキにされてたことの再現だよ」
ロアの顔は一瞬で真っ赤になる、警戒心なく寝てしまった自分も情けないし今動けずにイルミの好きなようになれる自分も情けない。
「…くっ…そ」
「それに何これ?ミルキから貰ったの?下着なんかつけないくせに」
「俺だって着けたくて着けたわけじゃ、ねぇ!つーの!」
「ふぅーん、ならとっていいんだね?」
「な!ちが、そーいう意味じゃ、ん!」
ムギュッと胸を強く揉まれ思わず声が出たロアにイルミは薄く笑う。
「ロア、これはお仕置きなんだよ?俺のモノなのに他の男に触らせた罰」
スッと太腿を撫でると大胆に開き内腿を撫でる。
「やめ、ろ…!イルミ!」
「やめない、ちゃんとロアが反省するまでやめないよ」
「馬、鹿…!顔近づけんな…、」
「良かったね、ココはミルキに触られてないよ」
ツツーッと下着の上からそこをなぞるとロアはピクッと仰け反る。
「い、るみ…ぃッ!!」
二人の初めての甘い夜はロアが失神するまで行われた。
許したいけど止まらない
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