君と、同じ


「名前ー
金曜●ードショー始まるぞ」
『え!もう?』

夕食後、名前は皿洗いの手を止め
急いでテレビの前に向かう

雄二郎はすでにテレビの前にいて
二人掛けのソファーの真ん中を陣取っている


『ちょっとどけてよ』
「はぁ?やだよ」
『なんでよ、
早くズレて!座りたいの』
「俺の膝にすわれば?」
『…馬鹿じゃないの?』


半分本気の冗談を軽く流され
わかったよ、と渋々席を譲った雄二郎

そうこうしてる間に金曜ロー●ショーが始まる





始まって数時間
突然雄二郎が名前の首に顔を近づけて来たかと思うと
今度は自分の腕の匂いを嗅いだ

そしてまた名前に顔を近づけてきた

『…何よ』
「お前…俺同じ匂いする
なんか、こうゆうの幸せだよな」
『変態。
馬鹿じゃないの?変態。』

「ちょ何で二回言ったんだよ!」
『大切な事だからよ』



君と、同じ


(…それに同棲してるんだから匂いなんて今更じゃない、変態。)(まだ言うか…)



ーーーーーーーーー

誰だこれ、雄二郎?
なんか雰囲気的に年上主になってしまった希ガス

今週は土プレがないから金ロー
アリエッティだったね

'11,12,17
*れいモん*



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