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「……」

「…ジョーリィ、ノヴァは、?」

「…大丈夫だ、少し軽い発作が起きただけだ」

「よかった…」

「…だが」

「?」

「微熱が少し続いていたようだな…」

「お嬢さん、ノヴァは何か言ってたか?」


ダンテの質問に、フェリチータは首を横に振る。

2人は、ノヴァがフェリチータにさえ自分の体調を言っていない理由が少しだけわかった。

―…ノヴァはフェリチータに笑顔でいて欲しかった―…と


「…お嬢様、ノヴァが目覚めるまで一緒にいたらどうだ?」

「え?…でも仕事が…」

「モンドには俺から言っておこう」

「ダンテ……」


そうして2人は部屋を出て行った。

フェリチータはノヴァの手を握ってノヴァが起きるのを待った。









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