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今日は休日。
部活は珍しく休みで、黒尾と出掛けてる。

今は少し涼しい所に行きたいと言って近くにあったカフェでゆったりと過ごしている。

..そう言えば今日、俺の誕生日なんだよな...
ふと思い出してチラリと黒尾を見る。

アイツはいつも通りヘラヘラしていて、何を考えているのかよくわからなかった。

だけど、毎年一番にお祝いの言葉をくれる黒尾が、今年は何も言ってくれない。

黒尾と一緒にいられたのは嬉しかったけど何も言ってくれなかったのが少し辛い。


「なぁ、」

「ん?」

「今からお前ん家行っても大丈夫か?」

「え?あ、あぁ...今誰もいねーし」


急に聞かれて吃驚した...
けど、ちょっと...嬉しい、かも...

今日は黒尾とずっと一緒にいられるってわけだ。

いつも通り話していたらすぐ俺の家に着いた。

...後一時間で俺の誕生日も終わる...
今日は嬉しいようで悲しい気持ちがいっぱいだった。

黒尾を俺の部屋で待たせて、お茶の用意をして自分の部屋に向かった。

そこには、いつもより真剣な顔をして、夜久、と呼ばれた

なに、と返事をしても黒尾は黙ったままだった。
疑問に思ってると、抱きしめられ耳元でそっと言ってくれた。

「誕生日おめでとう」


時間を見れば、日が変わる五分前くらいだった


「...バカ」

「や、夜久...?」

「なんでもない、ありがと、黒尾」


俺はお礼に黒尾の頬にキスをした。

あ然としていた黒尾だったが、直ぐに顔を真っ赤にして今度は唇にキスをする


「今日は最高の誕生日だな。ありがとな、黒尾」

「どーいたしまして」













アトガキ
なんとか間に合ったぁぁァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!

夜久さん誕生日おめでとうございます!!!!!!
愛してるよーーーー!!!

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