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「今日の練習は終わりだー
 早く片づけしろー」


あれから俺は黒尾の顔をまともに見ていない

…今見たら絶対赤くなるからだ。


「……」

「夜久ー、帰るぞー」

「お、おう…」


何か地味に緊張してる…

いや、緊張よりもドキドキ感が勝ってるな…

ずっと黒尾は黙ってるし……

気まずい…

そんなことを考えていると急に黒尾が抱きしめてきた


「ちょッ…!!!!こんな所で!」

「わりぃ、我慢できねぇ…」

「は!?ッ…んっ!!!」

「んッ…」


抱きしめてきたと思ったら今度はキスまでしてきやがった…!!!!

こんな人がいつ通るかわからないところでっ…

俺は黒尾の肩を叩いて離せと訴えるが黒尾はそんなことを気にせず下を入れてきた


「ふぁッ…んっ………ぁ…」

「っ……はぁっ…」


流石にこれ以上は息が続かないから黒尾の足に蹴りをいれた

流石に黒尾もそれに堪えたのか離してくれた


「ってぇな!
 何しやがる」

「そ、それはこっちのセリフだ!
 きゅ、急にキ、キキ…キスとかっ!!!!」

「あー…おまえが可愛いのが悪い」

「はぁ!!?」

「ま、言い忘れてたけど……」

「?」

「誕生日、おめでとう、夜久」

「…………ぉぅ…ありがと……」

「じゃ、続きは俺ん家でな!」
「!!!!!??
 ちょ!手離せよ!」

「やーだね!」


そう言いながら黒尾は俺の手を引っ張って家に向かった






………………ま、たまにはこういうのも悪くないかな……









―END―









アトガキ
間に合った!
夜久さん誕生日おめでとうございます!
中途半端でごめんなさい………(´;ω;`)



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