Young Blood
昔に戻りたいわけじゃないの。そんなんじゃない。でも取りあえずこれから一歩も前には進みたくない。それだけ。今だけでいい、今しかいらない。愚かしいことはわかってるけど、そんなふうに生きてみたい。
"若い"ってあとどのくらい?
明日はいらないから輝く今だけ綺麗に飾って
自転車に乗って隣町まで行ったんだ。少しの冒険に出てみたくて。そしてきみに出会ったんだ。今ならわかる、あれが僕の人生の始まりだった
昔、俺がほんのガキだった頃、俺は不死身だった。本当さ、無敵だと心の底から感じて、血管を古の神々と同じ血が流れていると確信していた。でもそれは今だからわかったこと。それが若さというものだ。
きみの目の奥に無限が広がっている
愛されることがすべてだと思っていた
死ぬことは怖くなかった。
置いていかれることが怖かった。
僕の秘密を教えるよ、誰にも言わないでね
きみのこれまでとこれからのすべてにかえて守ってね
まだ目を覚ましたくはないよ
大人になんてなりたくないよ
畦道の向こうへひたすらひたすら走っていける。何も見えないままでも、何もないままでも、ひたすらひたすら走っていける。きみの声が聞こえたら、それだけで僕は走っていける。
青春ってキラキラしていて、
時々痛々しくて、
狂おしいほどに愛おしい、
どうしようもないものだ