Young blood | ナノ


Young Blood

昔に戻りたいわけじゃないの。そんなんじゃない。でも取りあえずこれから一歩も前には進みたくない。それだけ。今だけでいい、今しかいらない。愚かしいことはわかってるけど、そんなふうに生きてみたい。

"若い"ってあとどのくらい?

明日はいらないから輝く今だけ綺麗に飾って

自転車に乗って隣町まで行ったんだ。少しの冒険に出てみたくて。そしてきみに出会ったんだ。今ならわかる、あれが僕の人生の始まりだった

secret base


昔、俺がほんのガキだった頃、俺は不死身だった。本当さ、無敵だと心の底から感じて、血管を古の神々と同じ血が流れていると確信していた。でもそれは今だからわかったこと。それが若さというものだ。

きみの目の奥に無限が広がっている

愛されることがすべてだと思っていた

死ぬことは怖くなかった。
置いていかれることが怖かった。

No reason


僕の秘密を教えるよ、誰にも言わないでね
きみのこれまでとこれからのすべてにかえて守ってね

まだ目を覚ましたくはないよ
大人になんてなりたくないよ

畦道の向こうへひたすらひたすら走っていける。何も見えないままでも、何もないままでも、ひたすらひたすら走っていける。きみの声が聞こえたら、それだけで僕は走っていける。

青春ってキラキラしていて、
時々痛々しくて、
狂おしいほどに愛おしい、
どうしようもないものだ



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