nostalgia

悔の話

「――これは、愚かな僕が、大切な言葉を大切な女の子に一言も向けてあげられなかった、そんな懺悔のお話です」

もしも君を好きと言えたなら。
もしも君に優しく出来たなら。

――叶いもしない『もしも』を贖罪のように抱えながら、愛しい人の傍で幸せに生きている僕のことを、君は果たして憎むだろうか。


とある青年が過去を振り返るお話。短編です。

[story]


Character

マオ

ラン

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