ちょっと息抜きに即興創作

2011/08/11 03:18


目を開けると、紫色があった。



その子は、紫色の眼をしていた。怒りの赤でも悲しみの青でもない、何を考えているのかわからない眼だ。


「あなた……名前は?」

「……ヴァイオレット」


僕が名前を告げると、彼女はその紫を目一杯見開いて大きくした。その後、嬉しそうに口を開く。


「私と似てるわ!私、ヴィオレッタ!皆からはヴィオって呼ばれてるわ」

「……」

「あなたにもあだ名を付けてあげるわ!そうね……レッド!」


その日から、僕は赤い帽子を身につけるようになった。



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結局書きたいことがまとまらなくってよくわからないものになってしまった……(・Д・)
この似た名前ネタをふと思いついたのが全ての元凶(笑)

顕如があんまり言うこと聞いてくれないのでむしゃくしゃ(笑)



 


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