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『六つ子ちゃん達、誕生日おめでとー!
千円と言わず、1人1万ずつあげるよ'ー( *´ω`* )』

「って言いつつ入ってるのは千円なんだよな…」
「これは何かの力が働いてるとしか思えないね。『ニートなんだから千円でいいだろ、贅沢すんな』っていう」
「その気持ちだけで充分ありがたいだろ、ごちゃごちゃ言うなって…ってか、さっきから思ってたけど僕ら甘やかされすぎじゃない?いくら誕生日だからって何もせず現金までもらってさぁ、いいのかなあ…」
「んじゃお前はもらわなきゃいいだけの話だろ。俺はもらえれば千円でも百円でもいーの!」
「パフェでもいーよ!」
「…でも、チョロ松の言うことも聞き流せないかも。こんなこと言う子までいるし…」

『今年もメッセージさせてもらいます!
改めて6つ子皆誕生日おめでとう!
これからも貢がせてもらいます(´ `)
(っ´ω` )っ 🎁
               ゆい』

「おっいい子だねぇこの子!俺たちのニート生活を保証してくれるって!」
「いや今回のプレゼントはともかく貢ぐとかいいって…!僕らいつかはちゃんと真面目に働くからさ!」
「今回のプレゼントはともかく、とか言うとこがやっぱクズでしかないって感じだね」
「堅いこと言わずにありがたく貢がれとこーぜ」
「だよね〜。別に僕らが貢げって強制してるわけじゃないもんねっ。この子の意志ならしょうがないよ、ありがとうって受け取ろう?」
「代わりにありったけのラブを返せばいいのさ…そうだろ?」
「カラ松たまにはいいこと言うねぇ!好き好きゆいちゃん!」
「愛してるゆいちゃん!」
「ゆいちゃん見てるー!?十四松だよ!!」
「手紙に手振っても意味無いからな!」
「俺はいいから猫に貢いでほしい」
「あっ分かった一松兄さんそうやって好感度上げようとしてんでしょ!?二期発表のコメントでもそんな感じだったよね!」
「…は?いや本心だし…」
「あー、自分じゃなく猫出してとか言ってたねー」
「やめてよねそういう謙虚さ見せてあざとい感じ出すの!可愛い担当は僕だけでいいの!」
「別に、可愛いとか考えてないし…!」
「ああ、なんか一松そういうとこあるよねぇ。ただ卑屈なのをみんなが『謙虚』と勘違いしてるやつ」
「てか考えてみたら昔は猫と仲良かったのってチビ太のキャラクターだったのに、何で一松が猫キャラになってんの?」
「…知らねぇし…キャラとか知らねぇし…!!んなこと言ったらお前ら全員余計なキャラ立ってんだろうがァァァァ!!!」
「やべぇ一松がキレへぶっ」
「うぐっ…」
「ぐふっ…」
「アウチ!いちまぁつ!俺関係無くないか!?」
「出た!出ました卓返しの一松だー!おそ松にーさんチョロ松にーさんトッティカラ松にーさんにクリーンヒットォォ!優勝は一松選手ー!一松選手、今のお気持ちは?」
「そうですね、全力を尽くしたので結果を出せて良かったです」
「おめでとうございます!そんな一松選手へお祝いメッセージが来ています!どうぞ!」

『六つ子ちゃん達お誕生日おめでとー!
ニートで自由なみんなが大好きです!

特に好きなのは松野家に生まれし次男様です(照)
あぁ...カラ松。あなたはどうしてそんなに世の女性達を魅了する罪な男なの?

From魅兎』

「……」
「ウェーイトいちまぁぁつ!!破くんじゃない!!ストップ!!ストップザその所業!!一松様!!」
「チッ、ふざけたもん見せやがって…俺の目の届かないところにやっとけ…」
「おおお…無事だったかカラ松レター…!はは、ほら高い高いしてやろう!」
「うわぁ…手紙を高い高いしてる…」
「さっきの幼稚園の子はまだ小さいから仕方ないとしても、こいつに本気で入れ上げる子の気が知れない」
「まあある意味犯罪級の奴だから、罪な男ってのも外れてはないかも」
「フフン…そう俺は罪な男、カラ松!カラ松ガール魅兎のクエスチョンに答えてやろう…フッ、今夜は寝かさないぜ…?」
「さっさと永遠の眠りについとけクソが」
「俺も寝たいからはい次ー」
「えっ」

『六つ子ちゃん達、お誕生日おめでとうー!Foooo!!(*≧∇≦)ノ
影ながらひっそりと応援してますので、これからも色々とやらかしちゃってくださいお願いしますm(__)m』

「やらかしてないって言いたいとこだけど、そう言えないのが悲しいね…」
「え?何か俺らやらかした?」
「全く身に覚えが無いが…」
「なんだろーね?」
「さあ…」
「兄さん達は確実に色々やらかしてるよね。自覚ないのおかしいから」
「ああ、トド松が押し入れの天井裏に隠してた金使っちゃったこと言ってなかった。わり」
「はぁぁぁ!?嘘でしょ何で!?マジでクズ中のクズだな!」
「もしかしてこの間トド松くん?って話し掛けられた時に新作ポエムを聞かせたやつか?」
「新たな問題発生!?ねえそれちゃんと否定したんだよね!?僕じゃないって言ったんだよね!?」
「あーでも俺もこないだお前のふりして勝手にLINEとかいうの送っちゃった。ごめん」
「は!?聞いてないんだけど!?ちょっ、どれ!?どの子!?」
「トッティの会員証で特殊AV借りてからまだ返してないやつ?」
「知らない何だそれ!?延滞金やべぇから!今すぐ返して来て!この際特殊とかは置いとくから!返して来て!」
「路地裏で尻出した時に」
「死ね!!!もうみんな死ね!!!」
「そういうことならまあ、日常茶飯事だしどうぞご期待くださいって感じ?」
「だねー。さて、メッセージはあと二枚だね。読むよ」






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