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『へへ、どうもアマノスです……素敵企画をやっているので参加させて頂きます!
実は、私の誕生日も5月24日……明日なんですよ( 'ω') ̑友人から貰えるプレゼントが楽しみです、松グッズくれるかな(^q^)

六つ子たち、お誕生日おめでとうございます。好きです(直球)
この援助金1000円は是非カラ松くんが使って下さい。私は皆好きですが、特に長兄が好きです。私は長兄が好き……でも、金はカラ松が使って下さい。6人で1000円を分けるって小学生のお小遣い並になりそうですよね。最近の小学生が何円貰ってるかなんて知りませんが。
カラ松、この金で好きなもの買ってね!ほかの5人はなんていうか、ごめん(小声)
誕生日おめでとう(_・ω・)_バァン』

「ハハン、センキューカラ松ガールアマノス!お前のラブ、しかと受け取ったぜ…!最近幸運の女神が俺に微笑んでいるからな…待ってろ、パチンコで二倍にも三倍にも増やして…ちょっ、おそ松?何で取り上げるんだ!?ホワイ!?」
「いやいや何言ってんの?この千円は家に来た時点で全員のものだから。お前一人のものとかないから」
「そうそう」
「引っ込んでろボケ」
「なっ、しかし、カラ松ガールはそれを望んでいる…!」
「あと長兄好きってことは実質俺のもんでもあるから」
「そんなことは書いて無かったぞ…!?」
「この子ぼくたちと誕生日同じなんだね!おーめでとーうるいおーう!」
「きっと俺らと同じでかわいそうな星の巡り合わせなんだろうね」
「この日に生まれた人の中で一番かわいそうなの絶対僕だ…ぐすっ」
「トッティ元気出して。一緒に観よ、AV」
「観ねぇよ!!」
「ボゥエ!!」
「まったく…延滞金は十四松兄さんが払ってよね!」
「はあ…何で一松やカラ松ばっか優遇されんのかなあ。ちょっとおかしいよね」
「お前ライジングシコースキーってイメージだから女の子引いてんじゃない?」
「ま…マジで?僕そんなイメージついてんの!?」
「むしろ何で認識してないんだよ」
「いや、だって兄弟間だけのあれかと思ってたし…!」
「ああ…そういうのはあるかも」
「意外と他人に見られてんだね、ぼくらって」
「…なんか妙に緊張してきた」
「たまに俺らの部屋も誰かに見られてるって思うことない?」
「えっ何やめて、怖い話?」
「俺は常にカラ松ガールズの熱い眼差しを感じているが…?」
「いるが…?じゃねえよ黙ってろ」
「チョロ松兄さぁん、寝る前にトイレついてきてぇ…!」
「はいはい。最後のメッセージ読んでからね」

『Happy Birthday!
普段はアレだけどここぞという時に頼りになるおそ松兄さんに、空回りが多いけど兄弟一優しいカラ松、常識人(六つ子内に限る)でツッコミ上手なチョロ松、繊細で本当は真面目で可愛い一松、元気いっぱいで笑顔にさせてくれる十四松、あざと可愛い世渡り上手なドライモンスタートド松!
いつも皆から元気をもらってます。ありがとう!
特に一松が猫と戯れている時の幸せそうな顔に癒やされています。
大量の猫缶をプレゼントしたい笑

皆にたくさんの幸福が訪れますように』

「はい最後は全員宛でめでたしめでたしってなるかと思いきや一松推しー!」
「ここまで来たらいっそ清々しいね!」
「逆にな」
「どーにでもなれー!」
「で猫缶無いの?」
「腹立つ〜!このすっかり慣れた余裕っぷり一周回って腹立つ〜!」
「しかもよく見たら一松と十四松以外若干ディスられてる〜!」
「いや、最後に全員の幸福願われてるけどね。でも六つ子内に限るって…やっぱ僕のイメージってそんなもんなのー!?」
「フッ…そんなものだ、チョロ松。気を落とすな」
「こいつに言われるとクソムカつくわ…全員ケツ毛燃えたらいいのに」
「信用出来んのは金だけってのがよく分かったな」
「そういえば結局、何円集まったんだ?」
「そーだった。待って、今数える。えーと…………」
「何円何円?」
「猫缶何個分?」
「球団買える?」
「ハードル上げんな十四松」
「急かすなって……………………え、マジで!?すげぇ…!」
「いくらだったの?」
「…十万二千円…!」
「十万!?」
「十万行った!?」
「マジかっ…!」
「すっげぇー!!」
「滅多にお目にかかれないビッグマネー…!」
「いやぁこんだけあるからもしかしたらとは思ったけど!すごくね?俺たち何もしなくても十万稼げたぜ!」
「しかもちゃんと六で割れる金額じゃん!やったー!兄弟でモメなくて済むねっ!」
「おお、何と言う奇跡…!やはり俺達は神に愛された六つ子…!」
「一人一万七千円?猫缶いっぱい買える…」
「わーい!ひでよが十七人!野球チーム作れる!」
「ニートの僕達になんか申し訳無い気もするけど、これは有り難く有効活用させてもらおう…!」
「待った。有効活用っつったらとりあえずさ、これ全部注ぎ込んで馬券買わない?そんで一発当てて大儲けしようぜ!」
「無いな」
「バカなの?」
「論外」
「却下ー!」
「はーい一人一万七千円ね〜」
「ちぇっ、お前ら夢がねぇなぁ…じゃあさー今から飲みに行くってのは?」
「え、おそ松兄さんのおごり?」
「違うわ!それぞれあんだろ金が!」
「まあ誕生日なんだし、ちょっとくらいいいよね」
「行こ行こー!」
「どこ行く?」
「いつものとこかこないだ新しく出来たほら、三丁目の」
「あそこめっちゃ可愛い店員の子いなかった?」
「じゃ決まりだね。待ってー僕の帽子どこ?」
「はいトッティ!」
「あ、ありがと十四松兄さん」
「俺のパーフェクトサングラスはどこに行ったかな…?」
「はい、割っといたよ」
「…えっ」
「夜なんだからいらないだろサングラスは…」
「誕生日なのに、結局特に変わんない一日だったなー。ま、いっか」



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