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闇の帝王が死ぬ話


日刊予言者新聞。闇の帝王、消滅か!そんなことは、ないわ。リドルは死んだりなんかしないわ。あれだけホークラックスを作ったんですもの。大丈夫よ。この、新聞は嘘ばかり。そう、リドルは死んでなんかいない。大丈夫。大丈夫。だってずっと見守ってきたんだもの。いかなきゃ。いかなければ。ばちん!とすがたあらわしをすると闇の帝王の屋敷にとぶ。「だれか!誰かいないの!!!」死喰い人の死体がちらほらあるだけだった。足で蹴りながらリドルの書斎に向かう。「リドル!」そこには、めちゃくちゃになった部屋だけだった。なんで、リドルがいないの!!」そうだ!ルシウス。ルシウスのところにいけば、なにかわかるかも!相変わらずルシウスの屋敷は広いな。『ルシウス!いないの!』「な、なんだ、貴様は。」なに、この子供。『ルシウスは?』「誰か貴様なんかに口をわるか!」『クルーシオ』「な!…ぁあああああああああああああああ」『なに?ルシウスはどこなの?』「ぃ、があぁぁあぁぁ」「名前様!」『ルシウス。』「お、おやめください!名前様!その子は我が子でして…」ぽとりとルシウスの子供が床に落ちる。 『大丈夫。死んではないから。ルシウスあなたちゃんと躾てるの?まるでこれじゃそこらへんの豚と変わらないわ。違う!それよりリドルは!?』「り、どる?」『あ、えとヴォルデモートよ!彼はどこにいるの!日刊予言者新聞の話は本当なの!?』「我が君は、ハリーポッターと交えた後連絡がとれなくなっております。」『じゃぁ、あんたはなんでこんなところにいるのよ。』「そ、それは。」『あんた、裏切ったわね。』

20150901