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僕は、助けてあげないと…って…
そう思って、記憶にあった、少女と過ごした時を追いかけて記憶の断片にあった小学校、そして中学校に進学することにしたんだ
このことは一度も他人には話したことはない
話したらきっと笑い飛ばすだろうから
だから僕は何を訊かれても欺き、誤魔化し続けてきた
昔から…何故だかわからないけど…嘘をつくのは得意なんだ…
だから、僕は難なく誤魔化し続ける事ができた
中学進学はきっと最後のチャンスだと思う
だって、記憶の中の僕達は高校には進学しなかったんだから…
これで会えなかったら…
きっと…もう………



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