茜色の月に蝶は舞う
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僕は鹿野修哉
今年から中学校に進学することになったんだ
話は変わるけど、僕には妙な記憶があった
いまだに会ったことのない…今にも消えてしまいそうな少女との記憶…
僕にはこの子とどんな関係だったのかはよくわからない…
わかることといえばとても大切な人だったんじゃないか…って事…
時々…夢の中に出てくる、僕に似てる男の人が泣きそうなのに笑った顔で言うんだ…
『その女の子を助けてあげて…僕にとって凄く大切な人だから…』
…って
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