4月30日 [10]
そのあと、いろいろ説明されたがよくわからなかった
どちらかと言えば、理解したくなかったから理解を拒んだ…という方が近いが
簡単に要してしまえば…これから、纏いっていう魔法を完璧に使えるまでは何があっても帰さないらしい
精霊と契約してる人しか使えないだとか…
どうせなら、私より能力の高い弟に頼めばいいのに…
魔導図書館には、魔導書がたくさんあった
恐らく誰も知らないような魔法も
纏いも、その1つらしい
結果として、纏いは使えるようになった
「では、元の時間、場所に返してやろう
それでは…またな………」
直後、グルリと回るような感覚に襲われた
魔導図書館とこの世界を行き来する際にある副作用のようなものらしい
それにしてもあの声…征君に少し似てたな…
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