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必死で伸ばした手を嘲笑うかのように空は蒼く染まった
嗤う玩具と死なない道化
あなたがくれたものはなかった
愛を笑い恋を嘆け
この息苦しさに覚えがありますか
あなたのためを思って泣きました
すべてを覆う夜の戯れ
きっとおまえが間違っていた
ぼくの心を支配するキミ
、という夢をみた
欠落した表情

その愛は私を縛る首輪に見えるの
二足歩行生物の獣行為
開けた魂は生き血を吸わない
世界はわたしを求める
口を閉じれば世界が綺麗に見えました
時効に歩み寄る聖徒
誰よりも先に死んであげる
大嫌いという矛盾
燃える月見草に重なる幻影
向日葵咲く田舎道に愛しきお前が溶け込んだ
愛するという戯言
くちびるちょうだい

真っ逆さまに濁点
優しさは時に嵐をよび覚ます
恋人にはじまり野獣に終わる
熱い口内が愛を噛み締めた
リボルバーに愛を託す
その甘い指に噛みつきたい

いちばんさいしょはお前だけ
妄想で成り立たない明日
白河夜船にて隔絶
紅の底に沈む私の唇
目覚めた世界を天国へ転送
愚神の膝小僧を頬張る天使
まるくなりたいなかのもの
隕石を跳躍し手に入れた虚無
右心房に落雷
幸せという偽りの光
君が芽吹けば僕は微笑む

遣われない嘴を硬い頬骨へ受け入れた
灰皿に跨がる塵にて疾駆
蹲って恋を知る
暗い光に手が伸ばせたなら君は僕から離れるのでしょうか
静止画の笑顔はもう僕の目玉を照らさない
アイに毒され君に蕩ける

よくよくお聞き、お仕置きよ
!彼女は性欲に忠実です
こちら1000年前のワタクシ
ハッピーエンドは帰京したらしい
白の空間は誰より温かかった
僕の心が止まらないのはきっと君のせい
ぬるま湯さえ凌ぐ独り恋愛
名前を重ね媒体に鍵をかける
あどけないお利口な恋人
すきなひととキスをしましたか
刹那の巣窟



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