夜明けにふる、
2018/12/29 01:00

ハヤカワノジコさんの夜明けにふる、を読みました。
発売まで、四年?五年?待ちました。前作の夜空のすみっこでを読んで、クラフトで続編が出ると知って買ったあの頃。
翔太くんのルックスが理想の受け過ぎて、一話の載ってるクラフトの表紙は最高に萌えた。
でもクラフトってどこにあんの?ってくらい全然売ってないし、季刊紙だしで、二話くらいまで追ってあとは諦めてしまったのです。
でもコックスはいつでるのかずっと調べてたし、ようやく!と思った後に、また延期したときは、とにかく発売されるよね?と心配になったりもしました。
そんな苦節を経てようやく上下巻。
正直なところ、これで終わり?という感じ。翔太は大樹にいつ惹かれたのだろうか。
上巻の終わりは高まった。はいはいBLによくある襲われてからの恋に落ちるパターンね。最高。って思ってた。
でも下巻は大人パート多いな?告白はあったけど、せめてちゅーくらいさあ。大樹すごく頑張ったんだよ。自分からするかと思ったよ。多分そんな一生懸命さに落ちたんだよね。
リアルっぽさから言ったら、これくらいが高校生ならみずみずしく、良いのかもしれない。カバー下で名前呼びを頑張ろうとしている大樹は萌えた。
でも足りない。濃いBLに慣れてしまったからだろうか…
でもこれなら学ベビのほうがいちゃいちゃしてるぞ。少女漫画の癖して、主人公は頻繁に女装するし、それに恋する先輩もいるし。ていうか男だと分かったあともときめいているってどういうこと。親友ともハグしてるし、偽彼氏もこなす。幼児はさらにヤバい。双子のちゅー回は神回だった。双子は成長してから有望すぎる。イケメンパパの血を引き継いで、絶対イケメン。でもモテるのは拓馬で、数馬は泣き虫だからいじめられっこ。同じ顔なのに、と比較されるけど、守ってくれるのは拓馬だから、数馬にとって拓馬はヒーロー。
でもある時、モブに、男だけどいける、的な100回みた流れではだけた数馬に、助けるために駆けつけた拓馬は欲情しちゃって、そこから始まる恋!とか、ね。象潟くんも受け過ぎてやばいね。可愛いのに妄想がついつい膨らむ。
せっかくだから夜明けにふる、の妄想も。
まあよくある大樹の家へのお泊まりで、初キスを済ませ、ギクシャクしつつも仲を深める二人。親のいないときが一番あるあるだけど、ここは衝動的に動きがちな大樹が、ある日のお泊まり会で、翔太を襲いかけて、また回避しようとするけど、同じ手は食わないとばかりに翔太を押し倒して、翔太も本気で嫌なわけではないから、覚悟を決めて目をつぶる。いきなり挿れたりはしねーよって頭ぽんぽんしてから、大樹の乳首攻めが始まって欲しい。震えつつも感じちゃって、大樹が舐めたら、ふぁ、って声が漏れちゃう翔太。
勃ってる、と言われて、赤面する翔太に、俺もだからって言って、自分のを翔太の手に押し付ける大樹。で、二人のをまとめて大樹がしごいて、翔太はふにゃふにゃになっちゃう。
これでしばらくは何もないんだけど、その間にすれ違ったりして、またぼろぼろ泣くことになっちゃう翔太。最後に仲直りえっち。
翌日に翔太の身体を気遣う大樹たまらない。あとは大樹のスタミナについていけなくて、ちょっとぐったりな翔太も可愛い。
でも翔太はピュアだからキスの後は大学生とかになったあとだろうな。


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