とある休日にて


よう、何様俺様邑様だ。
今日はちょっと遠出してアミューズメント施設と合体してるショッピングセンターに来た。
まぁ、簡単に言えば近くのジャス…ゲフンゲフン 合宿前に潤斗と来た所だな。

「貞子の席空いてるかな?」

映画館で時間と空席状況を見れば…うん、夕方しか空いてねぇし。

「めっちゃ怖かったっすね!」
「アレでビビるとか(笑)」
「お前座席で震えてただろ」

「………」

見付からない内に別の階に行こう。
なんだよあのワカメとブ太とハゲ、俺が見たかったのにちょっと諦めかけたやつ見てやがって…!!
でも見付かると面倒そうだから無視。

「あ、パズルの額縁買わなきゃ」

俺とした事がウッカリしてたな。
ついでに新しいパズル探すかと某大手玩具店に入ってパズルを探し始めた。

「………」

今なーんか銀髪が視界の縁に映った気がするが気のせいだと信じたい。
だって俺の後ろちびっ子が集まってる特撮コーナーだもん!

「………さて、額縁買って本屋行こう。」

見てない見てない。真剣な目でちびっ子達と一緒になって変身道具とかソフビ見てる潤斗なんて見てない。

「新刊コーナー何処だったか…」

重くはないが比較的大きい額縁の入った袋を持って本屋をウロウロ…

「Σ?!」

び、びっくりした…
周りちょっと年配の方が多いコーナーに真田が驚く程自然に溶け込んでた…
え、ってか何でこんなレギュラー居んの?
これで幸村とか柳居たら…って居たよ。居ちゃったよ。全員そっちゃったよ。潤斗ぼっちざまぁw

「(もう見付かるの覚悟で読んでる雑誌見に行ってやろうか?ってか普通に見えるし)」

ふーん、真田は『ザ・剣道』か… なんかそのまんま過ぎてつまんねぇ
柳は…『ザ・データ収集』か。これ以上データ集めてどうするんだ、情報屋にでもな止めておこう。自らフラグを立てるつもりは無い。
で、1番の問題な幸村は…
あ、何だ『ザ・園芸』なのか。ちょっとホッとした。
ってかさ、何だよザ・〇〇シリーズって。三強の中で流行ってんのかよ…って幸村が脇に持ってる『ザ・黒魔術』って何?!
うーわーぁ、俺の安心帰せよー、安定の幸村様だったよ…

「あれ、部長に邑先輩?」

見付かったし…

「赤也に邑じゃないか。奇遇だね」
「…そうだな(絶対コイツ気付いてたよ…)」
「今から丸井先輩達とゲーセン行くんすけど、一緒に行きません?」
「ああ良いね、真田や蓮二も誘ってみるよ」
「え…」

丸井がドンマイって肩を叩くが、お前らにも被害が行きそうな予感がプンプンするのは気のせいか?主にジャッカルに。

「邑先輩行きましょう!」
「ん?ああ。」

潤斗も呼ぶかと電話を掛ければ、騒がしい音の中で何か聞こえた。

『その命、神に返しなさい』
『邑!名護さん!名護さん出た!753315で「黙れ」ブチッ

とりあえずゲーセンに居るらしい。
いつの間にか移動した。

その後全員で何でかプリクラ取ったり(機械からの声にビビってた真田に吹いたwww)ゲーセンで遊んだり昼飯食ったり、スポーツ店行ったりして遊びました。
昼までで帰るつもりだったのに帰った時にはもう夕方だったけど、久しぶりに盛大に遊べて楽しかったです。
あれ、作文?

「ところでお前何買ったの?」
「バスターブレス」
「うん?ι」
「レッツモーフィン!」
「あ、それたまに見てるんすけど面白いっすよねー」
「変身ポーズが弟達より上手いってどういう事だよぃ」
「もうお前ら纏めて黙っとけ」



休日に外に出ると皆自然と集まっちゃうと可愛いと思うんだ。

「それよりさ、皆柳生の事忘れてないかい?」
全員「「「あ」」」

ガチで忘れてた

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