サンドリヨン


朝まで共に居る夢見せて

あの時の音が解く魔法

伸ばされた指消える階段

三段飛ばしに追い掛ける


君の前で震えてた

一人を恐れ眠り落ちる空の舞踏


記憶の顔探す

残ってるあの声で

伸ばしかけた 手は 宙を掴み

すべてを失った

ただただ進む日々 笑み仮面に描いて

偽りの日常でさえ羽で包む世界


闇の中で淡く溶けて混じる光の跡



今更分かる震えているの

あなたが消えた真実

靴脱ぎ走る扉を抜けて

君まで少しもう少しで


失わぬ様に抱き寄せて

色無い世界に色が着いてゆく刹那


夢なら覚めないで

いつものように願う

「消えるな」と叫んだ右手が

失う温もり

消せない思い出の中に居る眠り姫

冷たい体僕の凍った仮面ごと撃ち抜く


今も網膜にお前の姿が

締め付けるの遠い夢

まだある記憶ごし笑う君が

僕に残された光


髪を上で結んで

ペテンは投げ捨てて

見つめあう瞳と瞳が

思い出を戻す

依存の魂が炎あげ惹かれあう

その腕を掴めないならまるで一人遊び


時よ止まれ今は

二人で酔いしれて

過ぎる時を一つ一つを

刻み付けてたい

消えるな居なくなるな共に在りたいと願いを

君以外はいらないよまるでウロボロス






ウロボロスって書いた時にずっと「こっちは親を殺されてるんだぞ!!」ってのが頭に過ぎってたwww

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