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    「おい、顔真っ青だぞ?大丈夫か……?」


    そっと声をかけてくれたレオリオはすごくすごく心配そうな顔をしてくれていて。レオリオの後ろでこちらをみているクラピカとゴンも心配している顔をしていた。


    「大丈夫……少しそっとしておいて」
    「けれど顔色は良くない。あまり具合が悪いようならなにか対処をしたほうがいいだろう?」
    「そうだよ、ナマエ。意地張ってちゃだめだよ」


    2人にもそう言われて、いざ自分がなぜこんな真っ青な顔をしているのかを答えようとしたところで、ガタンっと大きく列車の車体が揺れた。その揺れに思わず顔をしかめる。


    「っ、」
    「そーだ、思い出した」
    「え……?」
    「お前、乗り物に乗るの自体得意じゃなかったよな?」


    そうか……レオリオには出会った当初にそんな話をしたっけ。
    そう、私はどうも乗り物に乗るのが得意じゃないらしい。あの独特な揺れで三半規管がやられて気分を悪くしてしまうのだ。






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