※小話まとめその1
学パロハオ葉+友人'sで、エロい様でエロくない話3本、エロくないようで実はエロかった話1本の計4本です。
タイトル後の話がギャグノリですが若干いかがわしいので、苦手な方はご注意下さい。
全て会話のみです。


「は、…ァッ…!ハ、ハオッ…も、やめッ…!」
「嫌だね。葉が悪いんだよ?」
「ぅ、アッ…!」


「ぶ、あはッ、あはははははッ!く、くすぐるのいい加減やめろ!ッ、ハオ!ば、かっ…ひッ!うはッあはははははッ」
「えー?なぁにーようー?僕さっぱり聞こえないなー?」
「く、ァはッ…!お、オイラが悪かったからー!あはははははッ」
「知るか。いっそ笑いすぎて腹よじれろ」
「そッそいつはもう手遅れ、だぞッ!あ、あはははははッ」


「オイ、あいつら何キャーキャーやってんだ?キャンディーか?」
「チョコラブくん、それはちょっと苦しくない?なんかね、葉くんがハオくんのカレーパン食べちゃったらしいよ」
「なるホロ。それでさっきからハオが葉を擽り倒してんのか」
「相変わらず下らんな」
「でも、ありゃぁどう見てもハオの奴が葉のこと襲ってるけどな。のしかかってシャツに手突っ込んでるしよ」
「ハオくんてば、もう葉くん泣かす気満々だからねぇ。顔が完全に鬼畜モードだもん」
「は、はは……でも、なんか楽しそうだね。ハオくん」
「完全に高笑いしてるラスボス顔だけどな」
「聞こえてるぞ、お前ら」
「うわッ」
「びっくりしたッ」
「あれ、ハオくん。葉くんは?」
「ああ、笑いすぎて意識飛びかけたからほっぽってきた」
「そこまでー!?」
「ま…まん、太…オ、オイラはもう…ッ、ダメ…だ…」
「うわあぁあぁあよよよ葉くんー!!」
「葉ー!!死ぬなッ!!返ってこいー!!」
「ハオー!!お前どんだけくすぐってんだよ!?加減しろ加減!!」
「相応の報いだろう?」
「笑顔で断言すんなッ!」
「相変わらずの外道っぷりだな」
「まぁ、ハオくんだしね」
「君達は僕を何だと思っているんだい?」
「変人」
「ブラコン?」
「よろしい、戦争だ」
「なんだ、やるのか貴様」
「ぼく、強いよ?」
「お前らこそ僕のチートっぷりを舐めるなよ」
「そこ!喧嘩してないで葉をもっと愛してやれよー!」
「誰に言ってるんだい、ボロボロ。僕は宇宙一葉を愛しているよ」
「それであの仕打ちか」
「まさにド鬼畜って奴だね」
「いや、それとこれとは話が別っていうか。君等だって好物食われたら怒るだろ?」
「俺は貴様の様に器の小さな男ではない」
「僕も構わないかな」
「へえ、さっきホロホロとチョコラブが君達の桃まんとスコーン食べてたけど」
「貴様等あぁああぁあ!!」
「…どういうことかな、二人とも」
「ぎゃー!?」
「なななななんだお前等!!急にどうしたー!?」
「あははは!なぁんだ、やっぱり怒るんじゃないか。まぁさっきのは嘘だけど」
「……ハオくん」
「おや、どうしたんだい?まん太。そんな世界の疲労を一心に背負った様な顔をして」
「いや、な、なんでもないデス…」
「そう?あはは!まん太、見てごらんよ!あの蓮達のエキサイトっぷり!いやぁ、食べ物の怨みは恐ろしいね」
「なんで僕ここにいるんだろう」

===

「あッ…は、ハオッ…そんな、ッ…そんな奥まで入れたらッ…!」
「大丈夫だよ。痛くしないから安心して、葉・・・すごく、気持ち良くしてあげる」
「ぁんッ、ハオ…ッ!」


「ってお前らあぁあぁあ!!」
「公共の場で一体何をしているのだぁあぁあぁああぁあ!!」
「ひ、ぅッ」
「あ、葉ったら、動いちゃダメだろう?まったく…一体なんだい、ホロホロも蓮も」
「なんだじゃねーよ!このエロ魔人!!」
「生徒の模範たる生徒会長が不純異性…否、同性交遊とは何を考えているのだ!」
「は?何言ってるのさ」
「?…オイラ、ハオに耳かきして貰ってるだけだぞ?」
「「は?」」
「はい、ようー?次反対側ね。ごろんってしてー」
「うぇえ?あいつらいるのに続きするんか?」
「だって耳ごろごろして嫌なんでしょう?ほら、早く」
「うー…やだっつってんのにお前奥まで突っ込むじゃねぇか」
「そんなに深く入れてないって。第一痛くないし気持ちいいだろう?」
「いや、まぁ…それは…」
「それならいいじゃないか。……それで?ホロホロ、蓮。お前達は何をしに来たんだい」
「え、あ」
「…部費の予算案の提出にだ。生徒会の会計に不備がないかの確認は既にさせてある」
「ああ、それか。確認済みなら、机の上に白いトレーがあるだろう。そこに提出しておいてくれ。明後日の予算決議で結果を出す予定だから、来週頭には各部の部長と会計に連絡を入れる」
「りょーかいだぜ!」
「承知した」
「よろしく。……ふふ、気持ちいいの?よう。とろんとしちゃって」
「ん、んー…ぁ、ちょッ、は、ハオッ…だ、だから奥は怖えーんよッ」
「大丈夫だってば。ほら」
「ぃ、ンッ…!お、おおおまえわざとやってんだろッ」
「こーらッ動いちゃダメだろ?中に傷出来ちゃったらどうするのさ」
「だってお前がッ」
「だっても何もないだろう?ほら、うごかなーい。いい加減大人しくしないとお仕置きしちゃうぞ」


「…………」
「…………」
「…………なんつーか」
「…………ああ」
「…………アレさえなければ、あいつ良い生徒会長なんだけどなぁ。仕事できるし無駄ねぇし」
「…………今回ばかりは、俺も貴様に同意見だ」

===

「ぁ、よ、う…ンッ」
「ん?…………ここか?ハオ」
「ん、ンッ…ぁ、そこッ…気持ち、いいッ…」
「あー…だろうなぁ。ガチガチだぞ、ここ」
「アッ、ぁ…!」


「………なぁ、リゼルグ」
「なぁに、チョコラブくん」
「………なんか、取り込み中みてぇだな」
「そうだねぇ、これじゃあ部費の予算案出せないねぇ」
「…………」
「…………」
「…………ねえ、チョコラブくん」
「…………な、なんだ?リゼルグ」
「僕、まさか葉くんが攻めだとは思ってなかったんだけど」
「ブハッ…お、お前可愛い顔して相変わらず言うことえげつねぇな!」
「シッ、そんな大声出したら二人に気づかれちゃうでしょう?」
「醤油でしょう!?……悪かったってそんな目で見んなよ。つってもよう、気づかれたらなんだってんだ?」
「気づかれたら真相が確かめられないじゃないか」
「デバガメ根性丸出しだな」
「え、だって気にならない?」
「そりゃあ、気にはなるけどよ」
「だよね。……あーここからだとソファが邪魔で見えないなぁ」
「位置が良くねぇな」

「ドアの前で何してるんよ、二人とも」

「うぉあぁあ!?よよよよよう!葉じゃねぇか!」
「あ、葉くん」
「おう。お前ら、生徒会室の入口なんかにしゃがみ込んでどうしたんだ?具合でも悪いんか?」
「ううん、ちょっと捜し物頼まれてね。チョコラブくんと探索中なんだよ」
「そうなんかー」
「そそそそうなんだYO!」
「(チョコラブくんって嘘下手だなぁ。解りやすい…)ところで葉くん、ハオくんは?」
「ん?ハオなら中にいるぞ。おーい、ハオー?お前らもそんなとこいねぇでこっち来るんよ」
「うん(…あれ、案外あっさり中に入れてくれるなぁ。もっと時間稼ぎするかと思ったのに)」
「お、おう(つーか、葉は葉で何考えてるかわかんねー分怖えーな…)」
「ん?なんだい」
「リゼルグとチョコラブが用事だってよ」
「ああ。予算案の話かな?」
「うん。忙しい時にごめんね。(うん?ブレザーの上着は脱いでるけど…着衣にこれといった乱れはない、かな?あ、でもネクタイは解いてる。珍しい)」
「お、おう。これな!持ってきたぜ!(二人ともいつも通り過ぎて逆に読めねえ…!)」
「ん。…ああ、不備の確認はまだみたいだね。じゃあ僕が見るから、少し待ってて」
「うん(ラフな格好っての以外はハオくんもいつも通りだなぁ…)」
「た、頼むぜ!(でも、なんかいつもより機嫌は良さそうだな?)」
「あ、ハオ。続きするか?」
「あ、うん。僕書類見ながらだけど、してくれる?」
「ん」
「(今!?)」
「(こここここで、だと!?)」
「うへぇ、お前肩も凝りすぎだぞー?ガチガチじゃねぇか。腰も酷かったけどなー」
「ぁー…そこも気持ちいい。寝そう。ってか、寝る」
「寝るなっつーの」
「葉って無駄にマッサージ上手いよねー…」
「そうか?稽古の後でクールダウンとかするからかなー」
「それは分からないけど。でも、いざとなったらそっちの道に進めばいいよ。僕、毎日通うから」
「…今とあんまし状況変わらなくないか?」
「あはは、そうかもね。………ん、二人とも問題なし。書類はそこの白いトレーに提出しておいて」
「あ、うん」
「お、おう」
「ん。お疲れ様」


「………何て言うか」
「………おう」
「「一々紛らわしいな、あのふたり」」



青春病



「いだッ!いだだだだハオ!痛ぇんよ!」
「少しくらい我慢してよ…ってか、葉身体固すぎない?本当に剣道部?」
「剣道に身体の柔らかさとか関係ないだろ!」
「いや、柔軟性はどんなスポーツでも大事じゃない?」
「知るかッオイラはお前とスポーツ談義してんじゃねえっつーの!続きしねぇんなら退くんよッ」
「誰もそんなこと言ってないだろ」


「……………………」
「お?まん太じゃねーか」
「まん太くん、どうしたの?生徒会室の前で固まって」
「…あ、ああ。ホロホロ…リゼルグ君も。いや、あの、葉君達が…」
「ああ!」
「なぁんだ、そういうことか」
「?二人とも何笑って…」
「おう、お前らこんなとこにいたのか!」
「全く、ちょろちょろ動き回るな!手間をかけさせおって!」
「あ、蓮君とチョコラブ君」
「あはは、蓮くんいつも以上に尖んがってるね〜色々な意味で!」
「絶好調だな!」
「叩っ切るぞ貴様ら!」
「キーマサマー!」
「チョコラブ君、それどういう意味なの?」

「(…マズイ、蓮とチョコラブだ。多分他の奴らもいる)」
「(うぇえ!?ちょッオ、オイラ扉の鍵かけてねぇぞ!?)」
「(はぁ!?何してるのさ馬鹿葉!)」


「(………何か、中の様子が…?)…あ、えーと、それで?蓮達は何で僕らを探してたのさ?」
「おう、まん太!皆で帰りにゲーセン行こうと思ってよ!」
「おッいいなー!行こうぜ!」
「校則違反じゃ…」
「まぁまぁ、まん太くん。カタいこと言わないでさ」
「それで、ハオと葉の奴は何処にいるのだ」
「あ、なんか、中で…」
「ぶっ…あはは、そうそう」
「あいつらまたやってるみたいなんだよなー」
「ああ、あの紛らわしい会話な!」
「不純同性交遊紛いのアレか」
「え?」
「アレねー僕らも書類提出する時に出くわしてさ」
「マジで焦るよなー!うおお学校で何やってんだよあいつら!みてぇな!」
「それで真偽を確かめようと蓋を開いて見れば耳かきだのマッサージだの・・・生徒会室を私物化しているにも程がある」
「この俺にエセの情報掴ませるたぁ、ふてぇ奴らだぜ!」
「あ、そ、そう、な、の?」
「ったく、しょーがねー奴らだなぁ。で、あいつら生徒会室の中にいるんだろ?俺達も入ろーぜ!…おーい、ハオ!葉!ゲーセン行こうぜー!」


「うおおおおホ、ホロホロー!?」
「き、ききき急に入ってくくくるなよ落ち着きのないッ!」
「…………」
「あれ?葉くんズボンの前ボタンなんか開けてどうしたの?」
「うええ!?あ、こ、ここここれはだなッ…そのッあのッさ、さっきまでハオが女子から貰った菓子食ってたら、食い過ぎちまってなー!は、腹がキツかったんよ!」
「なんだそれずりぃーぞ!」
「は、ははは…す、すまんなぁ」
「何窓に張り付いてシカトしてんだよ、ハオ!おめえも葉だけじゃなく俺らにも声かけろっつーの!」
「ぃええッ!?あ、あはは…あ、ああ。わ、悪かった、ね!次はそうするよ!」
「ったく!」
「…ん?つーか、何かこの部屋イカ臭くねぇ?」
「む、確かに…」
「「…!! さ、さっきサキイカ食べたんだ(食ったんよ)!!」」
「…サキイカとか…マジで何してんだよ、お前ら」
「お菓子にサキイカって凄い組み合わせだねー」
「あ、甘いもの食べるとしょ、しょっぱいもの食べたくなるだろう!?」
「そ、そそそそうなんよ!ハオがいきなり『サキイカ食べたい』とか言い出してなー!」
「えぇえッ僕…!?い、いや、だ、だだだってお菓子といえばサキイカだろう!?あ、あの絶妙なし、塩気?と海の香り!た、たまらない、よ、ね!?」
「あ、相変わらずハオは意味わからんなー!」
「で、でもさぁ!サキイカって美味しいんだけど、ちょっと匂いがね!だから窓開いて喚起してたんだよ!あ、そうだ!チョコラブも蓮も匂いが気になるならこっち来ればいいよ!」
「お、おおお!そ、そうだな!そっち行け!ずずいっと!」
「いらん」
「おう、今はそんなに気にならねぇしな」
「そ、そそそそうか!」
「あ、そういえばゲームセンターにいくんだろう!?じゃあ外に出よう!ずずいっと出よう!僕と葉は戸締まりとかゴミの片付けするから、皆は先に行ってていいよ!」
「おう!」
「承知した」
「お前らも早く来いよー」
「じゃあ待ってるね。僕らも行こう?まん太くん」
「………あ、うん。じ、じゃあ、後でね?葉くん、ハオくん」
「お、おう!」
「後でね、まん太!」


「(………ばかよう!何で鍵閉めてないんだよ!)」
「(なッ!?お、お前がこんな所で急にサカるのが悪いんだろ!?普通生徒会室に入っただけで鍵なんかかけねぇよ!)」
「(葉だって乗り気だったんだから同罪だろう!?こういう時は何もなくてもかけておくもんなんだよ!危うく見つかる所だったじゃないか!)」
「(お前オイラのせいにする気なんか!?そもそもお前が…)」



「…………」
「まん太君?」
「どしたー?まん太」
「…………い、いや……何でも、ない、よ」

…………アレ?

===

最後のは今までは違ったけど今回は、という話でした(笑)

2011.11.21 memoから格納して加筆修正

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