2012/09/19 21:55 獣の奏者シリーズ 著:上橋菜穂子先生 NHKで放送されてた『獣の奏者 エリン』の原作です。 元々上橋先生の守り人シリーズが好きでしたので結構気になっていた面もあります 8月中母が購入し、読み終わったからと貸していただいて読んだのですが、相変わらずの上橋ワールドが展開されてて結構飲み込まれてました。 1巻から2巻まではエリンの成長が書かれていたと思います。 エリンがどこで生まれて、どんな運命を辿るのか。それが1巻から2巻までの話だと思っています。 作者の上橋先生も此処までで終わりの予定だったらしいです。 確かに続きがない・・・・だと・・・・?な終わり方ではあります(笑) 僕もまだ続きがあるのだと思いました。 そしたら3巻から急に一変して正直動揺しました。 え?え?と本気で戸惑いましたね。 冒頭でイアルさんが"妻"の話しだしてるのでw イアルさんあれ、独身あれと思って読んでいったら、なんと、エリンとの間に子供・・・え 2巻から3巻の間に何があったwwwwと思いましたね。ガチで。 でも守り人シリーズ読んでいる僕からしたら 「結婚キタ━━(゚∀゚)━━!!子供キタ━━(゚∀゚)━━!!」 でしたねwバルサ姉さん子供うんでねーもんちくせう チャグムが子供みたいなもんですかそうですか。幸せに暮らせ・・・・! そんなわけで歓喜したわけです。 いや、イアルさんとフラグがあったのは分かってたんですけどね? 正直無理矢理の続き物って結構矛盾が生じたりするんですけど(某庭球とか)あまり矛盾を感じられなかったです。 普通に続き物として読めました。 流石プロは違うなと(たしけもプロですが、)思わされましたね。 ただし上橋先生は王家の確変を主人公に探らせるのが好きだななんて思いました。 ある意味3巻から4巻はそれがメインだったのではと思うくらいです それでも良かったのですが・・・。 結末を言うと最後にエリンは死にます。 正直そこが残念だったなと 家族の幸福が癒しになっていたので、ショックでした。 寧ろエリンとイアルのイチャラブもっと見たかった・・・! それでもなんか色々と考えさせる最後でした。 何故霧の民はあんな事を言ったのか。王獣と闘蛇の謎。色々と分かった気がします。 それを追求した結果がエリンの死だった。 それは本当に何かを伝えられた気がします。 あまりえらい事は言えないし、実は分かっていないかもしれないという不安から伏せますが。 なので1から2巻を前編とし、3から4巻を後半として読めばいいかもなんて思ったり。 僕は前編のみで凄く満足しましたが後半を読んでも悪いことはないと思います。 寧ろ後半も含めて読むと見方が変わる気がします。 僕はそう思いました。 そしてエリンもバルサとは違った意味で凄い強い女性だなと思わされました。 本当に幸せで良かったと思います とりあえず守り人シリーズのジンさんは良い人。(あれ コメント |